解決 ページ30
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Aのマンション前。怪しいストーカー男と怪しい記者、俺とAがピリついた雰囲気で対峙する。
すれ違うマンションや近隣の方が不審な目で見ていた。
『何度も言ってますけど、メンバーとは何もないです。宮舘は調子が悪い私を気遣ってくれているだけです』
＊「わざわざ家に通って？貴方もいい大人じゃないですか。体調管理くらい1人で出来るでしょう？お互いに2人きりの時間を過ごしたい気持ちがないとわざわざ家に行かないですよね？」
毎日、こんな感じなんだろうか。……舘さんも？
2人が滅入るほどのしつこさってことで覚悟はしてたけど、まさかここまで強引で無粋な奴だとは思わなかった。
一度はAに鎮められたイラつきが戻ってきて、一歩前に出ていた小さな背中を後ろに追いやった。
『っ、照？』
iw「貴方はAに何を言わせたいんですか？」
＊「何って…(笑) 僕は読者に真実を届ける仕事でして、」
iw「真実？でしたら申し訳ありませんけど、今Aが話していること以上にお話しすることはありませんね」
＊「貴方にそんなこと言われてもねぇ…？」
iw「フッ、少なくとも貴方よりはAのことを分かってる自信しかないですけど(笑)」
記者の顔がピクリと反応した。
あぁ…怒らせたかなぁ…なんて呑気に考えていた時、背後から聞き慣れた、心強い声が聞こえた。
滝「失礼します〜、なにか争い事ですか？」
＊「いえっ、すみませっ…！」
滝「うちのタレントが何かご迷惑を？」
＊「えーっと、まあ、営業妨害というか…」
滝「へぇ、営業妨害？ 彼らの話では、仕事に支障が出るほどの過剰な路上取材を受けている、と報告がありましたが」
滝沢くんの登場に、あからさまに焦り始めた記者。
なんだ…権力には弱いのかよ……
もう大丈夫だな。と思って、半歩後ろで立ち竦むAの頭の上で手を何度か跳ねさせる。
そしたら可愛らしい笑顔で見上げられて、少しだけドキッとした。
＊「す、すみませんでしたっ…！」
滝「……はぁ。大丈夫だったか？」
『っはい、照が、庇ってくれたので…』
滝「今日だけじゃないんだろ。もっと早く対処してやれなくてごめんな」
『いえ…』
滝沢くんにビビってそそくさと立ち去ったのは記者だけで、ストーカーをしていた男はその場に留まっている。
俺らは改めてAを背に隠し、その男に向き合った。
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おれんじ(プロフ) - サエさん» リクエストありがとうございます！大変お待たせ致しました！お待たせしすぎたのかもしれません(汗) 移行先で書かせていただきました！またのリクエストお待ちしております(^^) (2020年2月22日 10時) (
レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - mさん» はじめまして。返信遅くなってしまってすみません。嬉しいコメントありがとうございます！お、共感してくれる方がいた！嬉しい(笑) ぜひ、また読みに来てください(^^) (2020年2月14日 22時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
m - こんにちは、はじめまして。作者さんのお話、とても好きで一気に見てしまいました笑 私もeighterで他グループ漁ってしまう人なので、作者さんのお気持ちが痛いくらいにわかりすぎて、怖いです笑 これからも楽しみにしています！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: d767caa866 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - おれんじさん» Thank You♪、腕時計を買った夢主ちゃんの話をお願いします♪ (2020年2月8日 22時) (携帯から) (レス) id: d9f9fed193 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - おれんじさん» とても最高でした！このお話大好きですので、またリクエストさせていただきたいです！これからもずっと応援しています。 (2020年2月6日 11時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年1月18日 12時
