十人十色の雪桜（４）

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旅館に着いて、案内された部屋には布団がぎっしり。

これはもう......





『寝ろってことでは？』


mg「ほんとこれ寝かせにきてるよ」





旅館の方が温泉の紹介に来た後、暫しの休憩タイム。

大はしゃぎの佐久間や康二、ラウール、目黒が戯れ合うのを涼太の隣で見物する。


ふざけるとしても横になった途端に寝ちゃいそうで、

正座をしてボーッとみんなを眺めてた。





iw「はい、配るよー」


『わーい浴衣だ！』

dt「ちゃんとインナー着てる？」


『うん、大丈夫。ちょっと着替えてきまーす』





窓際の壁の裏でササッと着替えてカメラの前に戻る。

メンバーだけだったら全然その場で着替えるんだけどね。まだスタッフさんも居るし。


浴衣に着替えたら次はお風呂タイム。


移動するところまでは一緒に撮影して、カメラは男湯へ。





『安定の寂しさ〜、、、』

「急に静かになりましたね(笑)」


『ですよね(笑)』





女性スタッフさんと一緒にのんびりまったり温泉を楽しむ。

......おや？
今カメラは男湯にいるから寝てもバレないのでは？(笑)





『......いや、やめとこ』


「どうしました？」

『いやぁ、眠たいな...と思いまして(笑)』


「あぁ...(笑)、上せちゃいますよ」





さすがスタッフさん。

なにを言いたいのかはすぐ分かったらしい。やんわりと牽制されました(笑)


仕方ないので、
身体を綺麗にしたら早々に上がろうと思います。


あんまりあったまると更に眠くなってしまう()





「撮影続くので髪はしっかり乾かしてくださいね〜」

『はぁ〜い』


「......眠そうですね(笑)」


『ほんまもう...限界突破できそう...(笑)』





浴衣に着替えて、お肌と髪のケアをして、のんびりお部屋に戻れば既に揃っていたメンバー。


ボードゲームをやるらしく、私待ちだったみたい。


申し訳ないっ...





sk「今日は！食事の前にボードゲームやりまぁす！」


ab「じゃあ佐久間さん、タイトルお願いします」


sk「はい！タイトルは、テストプレイなんてしてないよぉ〜、という、」





佐久間とラウちゃんの間に入らせてもらって、ボードゲーム【テストプレイなんてしてないよ】が始まった。



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