十人十色の雪桜（３）

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大「うーわ、その男最低だな、」

優「まあ、兄さんたちが怒るのも無理ないな」


『そうなんだよねぇ...やってしまったぁ...』





ご飯を食べ終えて、お酒を飲みながら今日の出来事を報告する。


収録中のことを思い出すのが少し躊躇われて、
あぁ、やっぱりちょっと怖かったのかな、なんて反省する。

その癖に強がってみんなを突っぱねて。





『はぁぁぁっ...』


ｼﾞｪ「深っ(笑)」


『私のことを思って言ってくれてるのは分かってるの。でもね、でも、みんなと対等でありたいから。私だって1人で、自分の中で解決できるんだって、分かってもらいたかった...』


樹「...だってよ？」


『え！？』





樹がひらひらと振って見せたのは、通話中のスマホ。
相手は翔太。


......いつの間に。


というか、酔った勢いで結構な本音を漏らしてしまった気がする...

メンバー居ないと思って吐き出したのにぃ...





《nb「ごめんA。俺らも言い過ぎた」》

『ちがっ、私が頑固だっただけだから！』


《nb「、今度からは気をつけるから。...なるべく」》


『...うん、ありがとう』





俺らなに聞かされてんの？っていうガヤは無視。

じゃあ切るね、と言って指を伸ばすと、
待って！、と翔太の声に遮られる。





『ん？なに？』

《nb「あんま長居すんなよ」》


『......はい？』


北「言ったそばから(笑)」

優「てか俺ら信用ないのな(笑)」





この過保護！、と突っ込んでぶち切る。


まあでも。
今日くらいは素直に帰ろうかな。お詫びも兼ねて。





『ねえ何で、』


優「無理っすよ、受け取れませんって」

大「俺らが誘ったんだし」

樹「俺ら、っていうか北斗がな」

北「お前の方があからさまだったじゃん(笑)」





6人はまだ飲むらしい。

だからお金を置いて行こうとしたんだけど、全然受け取ってくれないSixTONES。





『でも話聞いてもらっちゃったし、何より先輩のメンツってもんが...』


慎「いやいや、先輩の前に女っすから」


『......後輩のくせに生意気』


ｼﾞｪ「AHAHA！でも、ここは素直に払われてくださいよ、たまには紳士ぶらせてほしいっす(笑)」


『、じゃあ、お言葉に甘えて。...ごちそうさまです』





結局、6人の押しに負けて財布をしまい、満面の笑みのSixTONESに見送られて、お店を後にした。


そういえば後輩とご飯久しぶりだな...

ブログに書いとこ〜



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みゆ様より
『SixTONESとの絡み』でした！

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