十人十色の雪桜（３）

祝・卒業！（リクエスト） ページ22

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iw「どーも、」

「「 SnowManでーす 」」


fk「いよいよ！この時がやってまいりました！」





いぇーい！と騒ぐメンバーと、
腕を組んで凛々しい顔の初代Mr.お化け屋敷さま。

テンションの差がすごいのよ。


ちなみに私は端の端で息を潜めてます...(笑)

戦慄迷宮はあかん...！





fk「まあでも、岩本さんが入る前に、ちょっと下見...」


sk「え、だれ？」

fk「まあ、まずは、向井康二ですよね」





そして2人目は翔太。彼も相当なビビリですから。
やかましい下見になりそうだ(笑)


......なんて余裕かましてたんだけど。





fk「そしてもう1人！ファンの皆さんからぜひ入って欲しいという意見が多かったのが......」


『.......え？』


fk「結城A、あなたですよ」

『いやいやいやいや、私ビビリじゃないし！』





まさかの矛先に、両サイドにいた、だてあべを前に押し出し後ろに隠れる。


9人全員がニヤニヤと見ているのが分かって、

逃げられないと悟りつつも、やだ！と抵抗してみる。





dt「ほら、隠れないの」


『亮平っ、また一緒に入ろっ』

ab「だーめ。翔太も康二もいるでしょ(笑)」


『いや、頼りなさすぎる...(笑)』





抵抗虚しく意地悪な2人に前に押し戻されて、半ば強制的に見送られる。


康二と翔太と3人、おもーい足取りで入り口に向かった。





kj「よし、行こ。みんなにナメられるから」

nb「ナメられるからな、」


『ナメられてもいいよもぉ...』





早々に翔太がカメラを持つ康二の肘を掴むから、行き場をなくした私は後ろから1人寂しく続く。


導入の映像がないだけマシ...


と、なるべくポジティブに考えながら、戦慄迷宮に足を踏み入れた。





kj「しょったが、肘を掴んでる...(嬉)」


nb「、Aどこっ」

『いるいる。後ろいるっ』


kj「いや、スタッフさん(笑)」





カメラ映せないから前歩いて、と言われたから、康二が映してくれる、と反抗してみた。


だけど、そんな我儘が通用するわけもなく。





「ダメですって。すぐ後ろにいるから頑張ろう？」


『......しょた、』

「うん、腕掴ませてもらいな」





カメラマンさんに説得されてしかたなく、前を歩く翔太の服の袖を掴む。


そしたら、翔太がビビりながらも腕を掴むように誘導してくれて、ギュッとしがみつく。



おかげでちょっと安心できた。



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