十人十色の雪桜（２）

本音ドッキリ（リクエスト） ページ10

.



iw「どーも、」


「「 SnowManでーす！ 」」





ただ今、Youtubeのオープニングを撮影してます。


観てる皆さんはちょっとビックリしてるかな？
メンバー何人か、目が真っ赤だからね(笑)





fk「今回はですね、俺と阿部ちゃんと、あとAによるメンバーへのプチドッキリの様子を見てもらおうかな、と」


『メンバーの本音を引き出すために頑張っちゃったよね』


ab「ね。まあ見ればわかるけど、何人かは感極まっちゃった人も居るみたいで(笑)」




ニヤニヤしてる私たちと、

不貞腐れてる翔太や大介、照。
まだグズグズしてる康二と涙目のラウ。

そして、彼らを宥める舘様と目黒。


ここまでバラバラなオープニングは初めてだね(笑)






fk「まあ、説明するより観てもらった方が早いと思うので、観てもらいましょうか！」


ab「ちなみに組み合わせは、年上組、年下組、新加入組で分かれてます」

『それではVTR、』


「「 すたーと！ 」」





オープニングを撮り終えてカメラを止める。



終了の挨拶とお礼をして、スタッフさんたちが退室していった。



やがて私達だけになって、


若干の気まずさが漂う中、最初に口を開いたのは康二だった。





kj「ほんまに嘘なんよね？あんなこと思っとらんよね？」


『私はほんまに嘘。昔は似たようなこと思ったこともあったけど、今は無いよ』


kj「良かったぁ...」





康二には前から、ラウールには後ろから、ギューッと抱き着かれて、

目黒は私の頭を撫でた。


嘘とはいえ、ここまで不安にさせたことを申し訳なく思いながらも、

ここまで大事に想ってくれてることに嬉しくなった。





『......ごめんね？』


ru「Aちゃんが俺らを嫌っても、俺らはずっとAちゃんが大好きだからねっ！」


『んふふ、ありがとう』



mg「先輩の前に俺らの大事な女だから。何かあるなら言ってほしいし、何かある前に守れるように頑張るから」


『っ、うん//』




ラウールの可愛さに微笑ましくなってたのに。
不意に目黒が真剣に言ってくるから、


ちょっと照れちゃったじゃん。







iw「ちなみに阿部は？」

ab「まあ思い悩むほどじゃないけど考えてはいた」

dt「良かった、じゃあ少しは力になれたのかな」



nb「ふっかはガチ？」

fk「まあ考えたことがないって言ったら嘘になるよね」

sk「演技うまくね？俺すっかり騙されたんだけど！」

年上組→←作者です

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す