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おはようございまーす、とドアを開けば自然と揃った声。
車の中が一気に騒がしくなった。





kj「ふっかさん何してるん!?」

sk「お前まさか…!!」


fk「ええ、2人で飲んでそのまま泊まりましたけど…何か?」


mg「結城ちゃん何もされてない?」


fk「おぉいやめろ!そんなマジの顔して言うな!」





めめに「大丈夫」と返して早々に喧騒を逃げ出す。

奥へと避難すると手招きしてくれた亮平が、ねぇ静かにしてー?と言えば佐久間を筆頭に「ごめんなさーい!」と前を向いた。




現場についてみんなが建物に入ってく中、私が無事に降りるのを見守ってくれてた照が申し訳なさそうに私の顔を覗き込む。





iw「……なあ、」


『…ん?ごめん、なんか言った?』


iw「いや、その…昨日、ごめんな。俺、咄嗟に何も考えずに…」


『あぁ、全然いいのに。…ふふっ、どうしたの。引きずって凹んでるなんて珍しいじゃん』





だってふっかが泊まったって言うから…と言った照の中では、


“ 私たちが2人で過ごす=どっちかが凹んだり悩んだりしてる “


ってことになってるらしい(笑)
あながち間違ってないのがすごいよね。さすがふっかのシンメ。





iw「アクロバット、さ…」


『うん、…でも、もうちょっと考えさせて。私だって、心底諦めたいわけじゃないし』


iw「ん。…じゃなきゃ困る」


『はは、ですよね(笑) …ごめんね、心配ごと増やしちゃって』





いいから自分のこと心配してろ。なんて言われて、頭の上を大きな掌がポンポンと跳ねる。



……不意に止まった手にその顔を見上げると、





iw「…もうさ、…黙って居なくならないよな、」


『……うん。』





ならいいけど、と手を握られて引き寄せられた。




――照にいー!しろちゃーん!?




曲がり角の奥から元気な声が聞こえて来て、その大きさに周りのスタッフが振り返って。

アタフタと頭を下げる姿に、2人して笑いながら駆け出した。


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ポムプリン(プロフ) - 更新、楽しみにしています! (2022年1月16日 13時) (レス) @page50 id: 5cce6819d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おれんじ | 作成日時:2021年1月9日 23時

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