人肌が恋しい。 ページ29
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世界中で感染症が流行るようになって1年とちょっと。
新たな生活にも慣れてきて、仕事も少しずつ増えてきて。
元通り、なんてとても言えたもんじゃないけど、それでも少しずつ密度を増していく生活。
それでもやっぱり、対策は必要で。
言葉こそあまり頻繁には聞かなくなったけど、
三密回避
ソーシャルディスタンス
手洗い・うがい
マスク
消毒
まあ…その他諸々。
人によって順応してたりそうじゃなかったり。
ストレスの有無や程度はそれぞれだと思うけど。
……彼女の場合は。
『……っ、』
fk「あ、こら。唇噛まないの」
『！ ……ごめん無意識…』
fk「くる？」
『……んーん』
人と距離を取らなきゃいけないのが、結構キテるみたい。
時々キョロキョロと不安そうな瞳を彷徨わせては、諦めるように俯いて、深く深く息を吐く。
まるで何かを堪えるみたいに。
……何を堪えてるかは、何となく想像ついてるけど。
kj「ラウルー！」
ru「ねぇっ(笑) 近いよ康二くん！」
sk「あ！ずるいぞお前ら！俺も混ぜろ！」
iw「お前らあんまり近いと怒られるぞ〜。」
もちろん俺らだってお互いに対策は取るよ？
でも正直、週に何回も会って一緒に仕事してて、ライブや舞台なんかもしてて、
そんな間柄で普段から距離を取るなんて難しいから。
fk「ゆき。」
『……いい。』
fk「ゆーき。」
『……。』
fk「……おいで、A。」
『……ん。』
トコトコと近付いてきた身体を受け止める。
大きな深呼吸を一つして、その吐く息とともに少しずつ彼女から力が抜けていくのがわかった。
fk「しんどいなら言えって」
『……だって』
fk「お前は真面目すぎんだよ。少しくらい、平気だから。収録でどんだけくっついてると思ってんだよ」
『……収録は、仕事だもん』
fk「俺らの関係は仕事中でも普段でも変わらねえだろうよ。……ちゃんと心の声聞いてやらないと、潰れちまうぞ」
じゃあ5分だけ…
そう言って俺の肩に顔を埋めたAの髪を撫でながら、片手は背中に回して抱き寄せる。
肩がじわりと温かくなったのは、俺だけの秘密かな。
――――――――――
作者、そろそろ人肌恋しすぎて干からびそう…。
こういう時、甘えられる相手がいないって辛い。
今日もぬいぐるみで気を紛らわすかな…。
.
終わり
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おれんじ(プロフ) - まり姉さん» 大丈夫です、わざとなので…(笑) 「ゆーちゅーぶのパロだよ」ということを一言で示すならコレかなと思いまして… (2021年5月10日 21時) (
レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - レイアップのタイトルがレイスアップになってますよ？？ (2021年5月10日 21時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - おれんじさん» そういう事なんですね！すみません、日本語力が無くて…笑 応援してます！ (2021年2月14日 22時) (レス) id: ecdf86f4c4 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - わかさん» 「(結城ちゃんに)SixTONESに入ってもらうか」なので、合ってるはず…？だと思います！全然大丈夫ですよ(^^) どんなコメントでも嬉しいです。いつも応援ありがとうございます！ (2021年2月14日 19時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 1番最新のページは多分大我くんのセリフだと思うんですけど、SixTONESに入るか、ではなくSnowManなのではないかと…？もし私の勘違いだったらごめんなさい！後、こういうものってここにコメントしてもしてもいいのですか…？いつも応援してます！ (2021年2月14日 18時) (レス) id: ecdf86f4c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年11月6日 5時
