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照とご飯を食べた昼休憩の後、今日は殺陣の稽古を重点的にやっていくらしい。
芝居のシーンが多いから、必然的に結城は見学に回る。
稽古が再開して1時間ほど経った頃。
『滝沢くん、刀と先生一人お借りしても？』
滝「うん、いいよ。そろそろ暇してきた？」
『いやっ、すごく楽しいんですけど。見てたらさすがに身体動かしたくなって(笑)』
そう言って、結城は模擬刀を片手に殺陣師の方と2人で稽古場を出て行った。
今のシーン、暫く俺は出番ない、よな…
滝「宮舘。」
dt「！はいっ」
滝「30分だけ。行ってきて良いぞ」
dt「え？」
気になるんだろう？と出口の方に視線を移した滝沢くん。
何でもお見通しだな、この人には…
ありがとうございます！と頭を下げて、俺は稽古場を飛び出した。廊下に出ると、
『お久しぶりです！』という結城の声が聞こえて、隣のスタジオの扉に近づく。
『3、4年ぶり？ですね！』
師「ほんと、大きくなっちゃって(笑)」
『もう高校生ですよ(笑)』
スパルタと有名な先生が楽しそうに話をしているのを聞いて少し拍子抜けする。
滝沢くんに許可をもらったものの、
この空気に1人で入っていくのはちょっと気が引ける…
と思っていたら扉が開いた。
『あれ？えっと、宮舘くん…ですよね、』
dt「あ、…うん」
『どうしたんですか、稽古は？』
dt「えぇと…何をするのか気になって、それでその…」
師「どうした？……お、宮舘じゃん。どうせタッキーの差し金でしょう？折角だから見ていきな」
と、殺陣師の先生に招かれてスタジオに入る。
飲み物持ってきます！という結城を待つ間、先生に気になったことを聞いてみた。
dt「結城とお知り合いなんですか？」
師「あ、聞こえてた？俺、一時期あいつの劇団で殺陣を教わったことがあんのよ。団長…あいつの親父さんと共通の知り合いがいてさ」
dt「へぇ……」
師「当時は小学生とかだったけど、誰よりも努力家で誰よりも孤独だった」
dt「孤独…」
予想外にお喋りな先生から興味深いワードが聞こえてきたのとほぼ同時に、
『余計なこと話さないでください』
師「あ…(笑) ごめんごめん、」
ムスッとした顔で先生を睨む結城に話を折られた。
えぇ…めっちゃ気になるじゃん…
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ぐぐっと(プロフ) - お話楽しませていただいてます！！もしかして、eighterさんだったりもしますか、、？嫌がらせをやり返すお話が、Jr.時代の錦戸亮くんと渋谷すばるくんの実際にあったお話とよく似ていたので、、笑 違っていたらごめんなさいm(_ _)m私がeighterでもあるのでつい、笑 (2021年10月7日 15時) (
レス) id: 31493b2048 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - さくらさん» お待たせしました、雪解け編ついに完結です！楽しんでいただけましたでしょうか？今後もご愛読していただけると嬉しいです！(´∀｀*) (2019年9月29日 21時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 嬉しすぎます！！ありがとうございます！！雪解け編楽しみにしております（＾ν＾） (2019年9月26日 13時) (レス) id: 158c95fdd7 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - サエさん» リクエストありがとうございます！よろしければもう少し詳しく描写を頂けると嬉しいです(>_<) (2019年9月25日 21時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - リクエストします！、怪人二十面相に憧れがある時の夢主ちゃんの話が見たいです♪ (2019年9月25日 20時) (携帯から) (レス) id: d9f9fed193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2019年9月22日 18時
