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れんとしょうたが無事に仲直りをして、しょうたのご機嫌もいい感じに戻ってきた頃。
お店の扉が勢いよく扉が開いた。
『いらっしゃいませー…？』
駆け込んできた人は栗毛のイケメンさん。かなり息が乱れてたから、心配になってカウンターを出る。
でも、そんな私よりも早く彼に駆け寄った子がいた。
康「るたくんっ！！」
『えっ、』
康「るたくん！るたくんやぁ！ほんもの…？」
「ははっ…本物本物…(笑)」
ごめんなぁ、とこうじの頭を撫でている彼が、きっとこうじの飼い主さんの、…龍太さんだっけ。こうじに聞くと「るたくん」しか言わないから、わかんないんだよね(笑)
でも、きっとそうだ。
『あの〜…良かったらお座りになってください』
照「おみずどーぞ」
龍「あっ、どうも…。あの、ご挨拶が遅れてしまってすみません。康二がお世話になってるみたいで…」
『いえ、ウチは見ての通りこんな感じなんで。より賑やかになって楽しませてもらってますから』
ひかるの運んだ水を飲み切る頃にはすっかり息も整っていた龍太さんは、突然こうじの前から姿を消してしまった経緯を教えてくれた。
龍「僕、元々そんなに身体が強い方ではなくて。東京って怖いっすね(笑) 関西にいた頃とは仕事量が全然違くて。ありがたいことに忙しくさせてもらってたら…」
お仕事中に倒れて搬送されてしまったらしい。そのまま入院、しばらく眠りこけていたらしく、家に連絡しても家にいるはずのこうじは電話に出ない。
心配しつつも入院生活を続けていると、櫻井さんがお見舞いに来てくれて事情を話してくれた、と。
龍「さっき退院できて。場所は聞いてたんで、急いできちゃいました」
『良かったです、お2人が再会できて』
こうじとはお別れかな…なんて寂しく思っていると、龍太さんは遠慮がちに私に「お願いがある」と申し出てきた。
龍「あの…俺が働いている間、こうじを此処に置いてもらうことってできますか…？」
康「えっ、おれ、るたくんとはなれるんいやや！」
龍「ちゃうよ。昼間は俺、お家におられへんやろ？1人にしとくの心配やし、お前いつも寂しがってるやんか」
ここなら楽しそうやし…と言う龍太さんに、私は「そう言うことなら」と快諾した。
嬉しそうに龍太さんと手を繋いで帰っていく康二にみんなは泣きそうになってたけど、「明日も会えるよ」と言えば毎日楽しみだね！と嬉しそう。
良かったね、こうじ。
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苺大福(プロフ) - とっても可愛くて癒されました！色々大変ですが、更新頑張って下さい！ (2020年9月14日 13時) (
レス) id: 3b7e04e9ae (このIDを非表示/違反報告)
雛鳥 - このお話、とても可愛くて大好きです！どうかお体に気をつけて投稿してくださいね！ (2020年9月12日 19時) (レス) id: 4ab8794890 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみかん。(プロフ) - リクエストいいでしょうか？？ほんの少しだけゆり組2人（二匹？）の過去が出ていましたが、ゆり組の過去が知りたいです。よければよろしくお願いします！ (2020年9月5日 10時) (レス) id: bb0523e0f7 (このIDを非表示/違反報告)
*神奈月*(プロフ) - いつも楽しく見させていただいております！リクエストよろしいでしょうか？作品内にも話題に出てました夢主ちゃんが小学生の頃に風邪を引いてしまいふっかとあべちゃんに看病される話が見たいです…！良ければよろしくお願いします！これからも更新頑張ってください (2020年9月1日 20時) (レス) id: fbe34a81c3 (このIDを非表示/違反報告)
るー - リク書いて下さってありがとうございました!!慣れないことにバタバタしつつも頑張るこどもたち、可愛かったです♪これからも楽しみにしています(^^) (2020年8月17日 23時) (レス) id: 8b87f31f6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年6月25日 17時
