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仕事をこなしながらの稽古はなかなかにハードで。毎年恒例の稽古だけど、今年は特にキツかった。
そんな中、真剣な顔で取り組みつつも、合間にはいつものテンションで盛り上げてくれる佐久間。
……全く。今日くらい休めばいいものを。
『佐久間。』
sk「なに？」
『なに？じゃないでしょ。水飲んだの』
sk「えへ、さっき飲み干しちゃった」
うん、知ってる。
一つ前の休憩で冷たいスポーツドリンクを流し込んだのをしっかり見てたから。
今買ってきた、キンキンに冷えたペットボトルをほっぺたに押し当て、飲むように促す。
その時に触れたほっぺはやっぱりすごく熱かった。
『上がった？』
sk「んー、わかんない。動いたから一時的じゃない？」
『自分のことでしょーが』
sk「そのとーりです…」
実は、朝から熱があったらしい佐久間。
いくら元気印の彼でも、連日続いた舞台稽古やそれに重なる仕事の激動さに適応しきれなかったらしい。
グループの変化もあって、気も使ってもらっちゃってるし…
sk「おぉ…っと、…ごめん」
『そう思うなら休んでほしいんですけど？』
sk「いやーこの時期さすがにそれは無理だね」
『ハァ…はいはい』
でも、彼ばかだから。
バカは風邪を引かないんじゃなくて、風邪を引いても事態の深刻さに気づけないのよ。
自分の身体のことなのに。
楽観的なのはいいことだけど、こう言うとき困るよね。
それで、前の現場では不調に気付いて指摘して、「大丈夫って言ってんじゃん！」「そんなわけないでしょ！」で喧嘩になっちゃって…(笑)
亮平たちには気遣させちゃって申し訳ない…
特に目黒なんて、関わり始めたばっかなのにね…。
『でも、次危なかったら休んでもらうからね。そろそろ自分の限界に気づいてください』
sk「……はぁい」
まあ稽古の残りも少なくなってたし、抜けるなんてことにはならなかったけど。
解散してみんなが帰っていく中、稽古場の隅の椅子に座って喋るばっかで全然帰ろうとしない姿に流石に呆れた。
幸い、Snow Manのお兄ちゃんずしかいなかったから事情を説明して、疲労困憊で寝た……と言うか気絶した佐久間は、車できていた照に送還されました(笑)
もう少し、自分のことを大事にしてほしいとは思ったよね。
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おれんじ(プロフ) - なこさん» お待たせしました！お話書かせていただきました。改めて、リクエストありがとうございました。 (2020年7月26日 1時) (
レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - なこさん» リクエストありがとうございます。久しぶりにコメントの通知が届いて嬉しいです(*^^*) 早速執筆を始めますので、しばしお待ち下さいませ！ (2020年7月18日 22時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
なこ - リクエスト大丈夫でしょうか？紅一点と佐久間くんの2人が些細なことで喧嘩してしまうけど、本当は佐久間くんは体調を崩していて高熱出しながらも無理しながらお仕事していて、それに気付いた紅一点が支えながらお仕事頑張るお話がみたいです！お願いします！ (2020年7月18日 22時) (レス) id: f423dff0dd (このIDを非表示/違反報告)
aaa3jsblove(プロフ) - 始まりと共にもこちらのお話もどちらも大好きです！これからも楽しく読ませていただきます！更新無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2020年6月8日 13時) (レス) id: 3ed7af7ab0 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます。頑張ります。コロナ早く収束すれば良いのですが…。 (2020年6月8日 13時) (レス) id: 4ba10d4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年5月17日 2時
