夏と覚悟（リクエスト） ページ36
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今日はNHKでの収録日。何気に久々で、控室でもみんな楽しそうに騒いでいた。
そんな中、メイク室から戻ってきたAが少し浮かない顔をしていたことが気になって、
でも、その後は楽しそうに笑ってたから、様子見をしてた。
mg「舘さん？」
dt「…なんでもないよ」
mg「絶対うそじゃん。結城ちゃんがどうかした？」
dt「うーん…ちょっとね」
確信が持てなくて言葉を濁していると、着替えとメイクを終えた照とふっかに声をかけられて控え室を出ようとする。
すれ違いざま、照が耳打ちしてきた。
iw「A、なんか言ってた？」
dt「いや。…ただ、少し元気はなかった」
iw「了解。……だってさ、ふっか」
fk「…ん」
俺たちのやりとりに目黒が首を傾げながらも俺を促す。
……後のことは、2人に任せておけば大丈夫だね。
みんなの様子を見るに、年上はみんな察してるみたいだし。
ラウールや康二のフォローも問題ないだろうな。
mg「おー、夏仕様っすね」
dt「ん？」
mg「衣装。これまでの衣装は厚手のものが多かったし、さすがに暑いもんなぁ」
dt「……あー、なるほど」
ラックにかかる衣装とそのハンガーに付いた名札を見て、大体の事情とあの子の心情は察せた。
彼女のことだから、また笑顔で遠慮するんだろうね。
……何もないけどいいけどな。
mg「ねえ、舘さん。これ大丈夫なの？」
dt「さすが目黒。バカだけど賢いよね」
mg「……なんか舘さんにバカって言われるの新鮮」
dt「そう？ …まあ心配ないよ。今頃ふっかたちが撃沈してるだろうから」
mg「それって心配ないっていうの？」
そんな会話をしている内に身支度が整った。
俺たちで男は最後だったから、ようやくAの番。さっきは他の出演者がいて控え室に引き返したんだろうな。
メンバーだけだったら普通に着替えるからね、あの子(笑)
微妙に納得してない様子の目黒と控え室へと戻ると、ちょうど話が済んだ所らしい。
dt「……解決？」
『んふふ、強行突破(笑)』
dt「だろうね。何もないといいけど」
『まぁー…その時はその時だよ。一年前、一回は番組で話してるわけだし、覚悟はとうにできてる』
グッと親指を立てて戯けた表情をするA、なるほど、説得できそうにはない。
予想通りとはいえ溜息は吐くのは仕方ないと思ってほしいね。
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おれんじ(プロフ) - なこさん» お待たせしました！お話書かせていただきました。改めて、リクエストありがとうございました。 (2020年7月26日 1時) (
レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - なこさん» リクエストありがとうございます。久しぶりにコメントの通知が届いて嬉しいです(*^^*) 早速執筆を始めますので、しばしお待ち下さいませ！ (2020年7月18日 22時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
なこ - リクエスト大丈夫でしょうか？紅一点と佐久間くんの2人が些細なことで喧嘩してしまうけど、本当は佐久間くんは体調を崩していて高熱出しながらも無理しながらお仕事していて、それに気付いた紅一点が支えながらお仕事頑張るお話がみたいです！お願いします！ (2020年7月18日 22時) (レス) id: f423dff0dd (このIDを非表示/違反報告)
aaa3jsblove(プロフ) - 始まりと共にもこちらのお話もどちらも大好きです！これからも楽しく読ませていただきます！更新無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2020年6月8日 13時) (レス) id: 3ed7af7ab0 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます。頑張ります。コロナ早く収束すれば良いのですが…。 (2020年6月8日 13時) (レス) id: 4ba10d4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年5月17日 2時
