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ライブを終えて楽屋に戻り、涼太とふっかによる食事訓練も乗り越えたあとの事。
(私的)問題は発生した。
時間が時間だから、と早めに会場を後にしたラウール、それに続いた目黒と康二も居なくなり、
会場には私と6人だけ。
sk「はい、ちょっと集合」
『……やだ』
ab「やだじゃない。おいで」
亮平に腕を引かれ、真剣な顔で待ち受ける佐久間と照の元へと近付いていく。
いつの間にか他の3人も来ていて、本当に全員集合しちゃった。
sk「……なんで怪我したの。ダンスもアクロバットもミスしてなかったでしょ」
『……外周回ってるとき、トロッコの上で、』
ファンの子を悪く言う形になってしまうのが嫌で、必死に言葉を探した。……探したけど、見つからない。
私にいくら危害を加えたと言っても、みんなにとっては大事なファンのこの一人であって。
どんな形であれ傷を付けるわけにはいかなかった。
黙り込む私の頭の上に、誰かの手が乗る。
fk「ファンの子？」
『………ん、』
fk「そっか」
小さく頷く私の頭をそのまま「よしよし」と撫でるふっか。
そっと顔をあげれば佐久間も照も、みんなも、私ではない所を見つめていて、少し険しい表情だった。
でもそれは怒っているようには見えなくて。
iw「……ちゃんと守らないとな」
nb「……あいつらも、な」
なにか決意のようなものが見え隠れする言葉と表情に、私まで気が引き締まるようだった。
よし！と声を上げた佐久間。
sk「次！ …何で無理した？お前、後半の煽りも全く自制せずに、はしゃぎまくってただろ」
nb「ばかなの？」
『……えーと、』
dt「心配かけたくなかったんだよね？」
あぁ、神様仏様宮舘様…！
彼の言葉にブンブンと首を縦に振れば、五者五様の溜息が返ってきて、思わず苦笑い…(笑)
『スイマセン…』
iw「下に心配かけられないって気持ちは分からなくはないから今はいいよ。……でも忘れんな、俺らはもう仲間だから」
『え…あ、』
fk「そうだぞ。同じグループになったんだ俺たち。今まで以上に頼ってくれていいし迷惑かけてくれていいから」
とりあえず今日は絶対安静な、と照に抱えられて、マネージャーが持ってきたらしい車に放り込まれる。
病院へ連れて行かれて、軽い捻挫だと診断された。
元々の事情もあって痛みが強いだけだろうってさ。
3、4日もすればすっかり良くなったよ。
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おれんじ(プロフ) - なこさん» お待たせしました！お話書かせていただきました。改めて、リクエストありがとうございました。 (2020年7月26日 1時) (
レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - なこさん» リクエストありがとうございます。久しぶりにコメントの通知が届いて嬉しいです(*^^*) 早速執筆を始めますので、しばしお待ち下さいませ！ (2020年7月18日 22時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
なこ - リクエスト大丈夫でしょうか？紅一点と佐久間くんの2人が些細なことで喧嘩してしまうけど、本当は佐久間くんは体調を崩していて高熱出しながらも無理しながらお仕事していて、それに気付いた紅一点が支えながらお仕事頑張るお話がみたいです！お願いします！ (2020年7月18日 22時) (レス) id: f423dff0dd (このIDを非表示/違反報告)
aaa3jsblove(プロフ) - 始まりと共にもこちらのお話もどちらも大好きです！これからも楽しく読ませていただきます！更新無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2020年6月8日 13時) (レス) id: 3ed7af7ab0 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます。頑張ります。コロナ早く収束すれば良いのですが…。 (2020年6月8日 13時) (レス) id: 4ba10d4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年5月17日 2時
