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ダテが部屋へ戻り、阿部ちゃんも佐久間くんの誘導で部屋へと戻っていった。
午後は歌舞伎のお稽古からグループの仕事やし、少しでもよくなっとるとええけどな…
なんて思いながらご飯を食べていて、ふと思い出す。
kj「ラウル？さっき途中でごめんな？」
ダテの作ったお弁当を鞄に詰めているラウールにそう声を掛けると、一瞬手が止まった。
でもすぐに動き出して「何でもないから大丈夫」と言う。
kj「何もない？ほんまに？調子悪いとかちゃうの？」
ru「…違うよ。寝ぼけてて食欲より眠気が優ってただけ(笑)」
kj「なんや寝ぼすけやな」
ru「うるさいよ」
軽口を叩きながら準備を終えたラウールは、挨拶もそこそこに家を飛び出していった。
……なんや？なんか急ぎの用でもあったんかな。
違和感を覚えなかったわけじゃないけど、学校へ行ってしまった以上、これ以上考えてもしゃーない。
kj「お粥……いや、おうどんやな」
自分のご飯を食べ終え、ダテと阿部ちゃんのためにうどんを作り、2階へと上がった。
阿部ちゃんのは佐久間くんに預け、ダテはふっかさんと入れ替わりで俺が部屋に入った。
ふっかさんも朝から仕事やからな。
kj「……ほんまに無理せんでな？」
dt「分かってるよ」
ab「舘さんは俺が見張る」
kj「うん、頼もしいけど阿部ちゃんも熱あるからね？」
お昼を過ぎて、ダテと阿部ちゃんがお稽古に向かう時間になった。
グループの仕事で夕方に合流するまで、誰も様子を見ててやれへん。心配やったけど、送り出した。
家を出るまで3時間か…暇やな。
ほぼオフな俺と違って、みんなは仕事とか学校とかで出払っとって、いま家に俺だけ。
ダメ元で流星とか電話してみようかなー…
なんて考えとったらスマホが震えて、着信を知らせた。
kj「……ラウル？どしたん？」
相手は学校に行ってるはずのラウールで、電話に出ると、荒い息遣いが聞こえてきた。
kj「具合悪いん？」
《 ru「…ねつ、…早退したんだけど、……つかれちゃって」》
kj「近くに休めるところあるか？」
《 ru「…ちかくの公園、わかる？」》
kj「おん。そこまでよう一人で頑張ったやん。待っとき」
電話を切って家を飛び出す。
全く、この家には気にしぃと無理する人しかおらんのか。
ふっかさんに告げ口しとこ。後でお説教や。
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舞夜(プロフ) - リクエスト宜しいでしょうか。阿部ちゃんが急に不安になっちゃって佐久間だけに甘える話を読みたいです。いつも応援してます。これからも頑張って下さい。 (2020年5月11日 22時) (
レス) id: 4eafdf0209 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー - リクエストお願いします！舘様が体調不良の中みんなの為にご飯を作っていて火傷してしまい、みんなに助けてもらうお話をお願いします。 (2020年4月25日 3時) (レス) id: e268878af5 (このIDを非表示/違反報告)
ちかりん(プロフ) - リクエストお願いします。深澤くんの体調不良で倒れちゃって、部屋にお見舞いの品が続々届く感じの話でお願いします。難しいようでしたら大丈夫です。 (2020年4月23日 17時) (レス) id: be1cc30b1b (このIDを非表示/違反報告)
niko(プロフ) - 舘様が全身に自傷行為をしてラウールに見つかってしまうお話をお願いします！ (2020年4月21日 23時) (レス) id: f87f8b0d6d (このIDを非表示/違反報告)
ひらめ - 康二君が熱があり、甘えん坊、もっと寂しがり屋になってSnowManのみんながでれでれになりながら看病するのをお願いします！ (2020年4月19日 8時) (レス) id: 579ffd5296 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年4月10日 21時
