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カメラが止まり、騒がしかった雰囲気が一気に冷める。
気まずそうに視線を下げるゆきに、真っ先に向かって行ったのは佐久間だった。
sk「何してんの？」
『何…って、仕事』
sk「なんの」
佐久間の問い掛けに、また、心底困ったような顔をする。
ゆきが答えずにいると、めめが机の上にあった紙束を一つ取り上げてめくった。
mg「……打ち合わせ資料？……見たことないやつだけど」
nb「は？」
mg「え、てかこれ次の内容じゃん」
めめが見せてきたのは、前回の打ち合わせで問題として挙げられたり、意見がまとまらなかった部分の資料。
あの時ざっくばらんに展開されていた打ち合わせの内容が、見やすくまとめられていた。
打ち合わせの資料を事前にもらうことなんて無い。
……だとしたら何でゆきが？
dt「もしかしてだけど、この打ち合わせ資料ってAが作ってるの？」
『あー…うん、まあ任された分は、』
mg「任された？誰に」
『え？いや、ディレクターさんとか事務所の人とか…』
めめから預かった資料をパラパラと捲っていると、文字や表のデジタル資料ばかりではなく、
手描きの図案や衣装案などもあった。
もちろん全てでは無いけれど、引き受けるには膨大な量。
そんなこと考えたくも無いけど、もしかして無理やりやらされてるんじゃないかと心配になって、
もう少し問いただそうと口を開き掛けた時。
俺より一瞬早く動いたのは、ずっと黙っていた照だった。
iw「なあ、何してんだよ。俺らの知らないところで苦労ばっかしてんなよ」
『……うん、ごめん』
iw「何で、なの」
『元々は滝沢歌舞伎の時、出演が少ない分を裏で働いてくれって指示されて始めたことなの』
今思えば嫌がらせだったかも…と笑うゆきの笑顔は、なんだか少しぎこちなくて。
嫌がらせと分かってて引き受けてたんだ、と気付いた。
本音を言ってくれないことがショックで、頼りにされない自分に苛立つ。
fk「お前はもうメインキャストなの。照明の当たらない所で支えてくれていたあの頃とは違うんだぞ？」
『……うん』
fk「本当に分かってる？だったら何でこんな無茶なこと続けてんだよっ」
kj「ふっかさん！落ち着いて、いま朝やから、」
思わず責めるような口調になってしまった所で康二が止めてくれて、俺はゆきから距離をとった。
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pira(プロフ) - おれんじさん» ありがとうございます！今からみます！ (2020年4月14日 23時) (
レス) id: ad614282e9 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - piraさん» 大変お待たせしました…！（７）の方でリクエストにお応えすることができましたので、ぜひ読んでみてください！ (2020年4月14日 18時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
pira(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！リクエストします！作者様は7G見てますか？？もし見ているようでしたら、主ちゃんが激辛ラーメン食べて、辛すぎて大泣きしてそれを阿部ちゃんとしょっぴーとさっくんが慰めるっていうのを見たいです！ (2020年3月29日 13時) (レス) id: b16cb11147 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - サエさん» リクエストありがとうございます！本当ごめんなさい！気付かずスルーしてしまっていました(汗) これからもご愛読よろしくお願い致します(^^) (2020年3月25日 23時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます！もしよければリクエストなのですが、昨日あったSnowManYouTube2時間生放送を見たいです！！お忙しいとは思いますがこれからもお話楽しみにしています！ (2020年3月21日 6時) (レス) id: 3d0a2c3d06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年2月22日 10時
