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控室で阿部ちゃんとお喋りしてたら、ソロカットの撮影を終えたらしいAが戻ってきた。
だけど何だか様子が変で。
久しぶりにまたやっちゃったみたい。
『ねえ…、私、ちゃんとみんなと歩けてるかな、…足引っ張っちゃってるのかな』
ab「なんでよ、俺らが誰かそんなこと言った？」
『んーん…みんなは優しいから言わないよ…』
これは何か言われたな…
うーん、初めて担当してくれた人…ライターさんかな。
ふと視線をズラすと、涼太がこっちを見ていて目が合った。
小さく頷いてふっかと出て行く。
2人なら騒ぎになることもないだろうから大丈夫かな。
sk「優しいから言わないんじゃなくて、思ってないから言わないの。お前は頑張ってるよ」
ab「そうだよ、Aはすごいんだから。横に並ぶどころか俺らが置いてかれちゃいそうなくらい(笑)」
んー、って唸りながら俺らの話を聞いてたAの肩が小刻みに震えている気がした。
阿部ちゃんを見れば、困ったように笑ってる。
……珍しいな。こんな誰が来るかも分からない現場で。
『っ…ｸﾞｽｯ…、うぅ…っ』
kj「！？ しろちゃん泣いてる…？」
ru「うっそ、そんなに辛いことあったの…？」
sk「康二、ラウール、今は…」
何があったのかは分からないけど、辛いことがあったなら、いっそ泣いて流せる方がいい。
オロオロと近寄ってきた康二とラウールがAに声を掛けようとするのをそっと止める。
今は、黙って待つのが正解だと思うから。
mg「ラウ、康二。飲み物買いに行こう」
ru「えっ…うん。……康二くん行くよ」
kj「……おん」
そんな俺の思惑が通じたのか、めめが2人を連れ出してくれた。
俺は椅子を移動させてAを阿部ちゃんと挟むように座る。
それから暫く、3人で無言の時間を過ごした。
照が振り付けを考えるために歩く足を動かす音や、翔太がメイクを落としてスキンケアをする音の中に、
時折、Aが啜り泣く声が混じる。
何も口を出さないけど居ないフリもしないのが2人のいい所。
『……ん、もう大丈夫。……ありがとう』
sk「いーえ！」
ab「スッキリした？」
『うん、だいぶ。……照も翔太もありがとね』
軽く手をあげて返した照に、聞こえてないフリの翔太。……あ、化粧水倒した(笑)
順に楽屋に戻ってきたみんなにも一人一人お礼を言って回るAはもうすっかり元気そうだった。
良かったぁ……
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pira(プロフ) - おれんじさん» ありがとうございます！今からみます！ (2020年4月14日 23時) (
レス) id: ad614282e9 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - piraさん» 大変お待たせしました…！（７）の方でリクエストにお応えすることができましたので、ぜひ読んでみてください！ (2020年4月14日 18時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
pira(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！リクエストします！作者様は7G見てますか？？もし見ているようでしたら、主ちゃんが激辛ラーメン食べて、辛すぎて大泣きしてそれを阿部ちゃんとしょっぴーとさっくんが慰めるっていうのを見たいです！ (2020年3月29日 13時) (レス) id: b16cb11147 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - サエさん» リクエストありがとうございます！本当ごめんなさい！気付かずスルーしてしまっていました(汗) これからもご愛読よろしくお願い致します(^^) (2020年3月25日 23時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます！もしよければリクエストなのですが、昨日あったSnowManYouTube2時間生放送を見たいです！！お忙しいとは思いますがこれからもお話楽しみにしています！ (2020年3月21日 6時) (レス) id: 3d0a2c3d06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年2月22日 10時
