9人で囲む食卓は暖かい〜JUMP〜

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裕翔side


中「ちょっ、やま、テレビに映ってるよっ、」


ＦＮＳが始まってまだ間もない頃。気を抜いてたやまの顔が突然ドアップで撮られた。あちゃー、やまの美顔をまた世間に晒してしまった←



薮「冬といえば、スキーだろ？」


薮さん、貴方顔が凄いことになってるのよ、雪崩から必死に逃げてる人みたいになってんのよ。←



中「へー！ THE ALFEEって45周年なんだー」


山「え、すごいねっ、俺らの2倍も前にデビューしたんだ！」


中「え？ 正確には2倍じゃなくて1.5倍だよ？ だってさ………」←


山「ゆーてぃ細かいっ」


正しいことを言ったはずなのに何故かやまに怒られた。えー、正しいこと言ったはずなんだけどなぁ…………。膨れっ面してるやまも可愛いけど。



山「え、ね見て！ あのサックスちっちゃい!」


中「ホントだねぇ、あのサックスは白いよ？」


山「わ！ テナーが白い！ かっこいい！！」


こうやって盛り上がるやまはとても愛おしくて堪らない。いつもよりテンション高いかほっぺにキスしても怒らなそう。←



中「俺ら絢香さんのあとでしょ？」


山「曲調が変わりすぎて笑える」←



やまと隣ってなんて最高だろう。みんなとは違う席だからやまを独り占めできる。



光「よぉ、楽しんでるか？」


山「あ、堂本さん！ なに歌うんですか？」


光「まぁ色々。ちょっとした劇のやつとか。お前らも頑張れよ！」


山「ありがとうございます！」


憧れの先輩とも会えて、やまはいつもより気分が良さそう。





裕「いよいよ出番だね！」


山「うん……」


伊「うわー、山田緊張してんの？」


山「してねぇし！」


有「先輩たちもいるからね、大きな失敗はしないようにしよう」


薮「けど頑張りすぎんなよ」


いよいよ出番。正直、緊張はしてない。何回も披露したことある歌だし、何よりみんながいるから。




………


山「ふー、とりあえず１曲目終了！」


薮「とりあえず席戻れー、また呼ぶからー」


全-薮「「「はーい」」」



薮くんの一言で僕はやまと一緒に席に戻る。


山「ちゃんから聞いたんだけど大ちゃん、ちゃんの足踏んだらしいよ」


裕「マジ？ 緊張しすぎかよ〜」




ホントは笑い話になんてできないけど。




COSMIC☆HUMAN。最後のポーズ、見栄えが良くなるようにみんなで背丈を合わせたんだ。統一感だよ。うん。←





追伸
すいません、キス事件書けません。皆さんの想像を膨らませてください………

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