9人で囲む食卓は暖かい〜JUMP〜

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雄也side







八「我慢すんな」






知「風邪ひいてたんなら言ってよね」









……どうしてこうなった。









時を遡ること10分前。








山「雄也、頼み事があるの」







山田のきゅるんきゅるんのお目目←で言われて「ん？」と聞き返す。








山「お熱、計ってほしいの」






高「熱？」






山「そう、お熱」








たまたま近くにあった救急箱から体温計を取り出して山田に差し出すと、








山「違うよ」






高「え？ だって山田が熱計りたいって…」






山「雄也、調子悪いでしょ、それなのにみんなの頼み聞いちゃって。寝たいのに寝れてないんでしょ？」






高「げっ」






山「図星だ〜」








はい、雄也が計るの、と言われ脇に体温計を挟んだ。







ﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟｯ







山「はぁ！？」






高「自分で驚いたわ」






圭「ちょっ、やまちゃん圭人の膝の上で暴れないで」←








山「寝て。今すぐ横になりなさい！」








それで、メンバーを呼ばれて今に至る。







薮「つーかお前ここまで我慢するとかさぁ」






中「なんかもうある意味すごいよね笑」








伊「機材も治んないし、中止だってー」






有「俺車出してくるー！」








凄いよね、こういう時のJUMPの団結力って。









忘れないでね、俺一応病人。←








知「なんか元気に見えるんだけど」






八「さすが海男」←






中「え、これって海関係ある？」






伊「あるかもしれない」←






八「そーとも言うー」←








山「雄也」






高「ｺﾞﾎﾝん？」






山「俺ら、いっつも雄也に頼ってばっかだけどさ、」









山「雄也が頼ってきてもいいんだよ？ その関係って重要だよ？」









まだ終わりませぬ

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