◇16. ページ16
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有岡「あがって」
「おじゃま…します、」
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有岡さんの後に続いて
廊下を歩いてリビングへ
白い壁に暗いトーンの家具たち。
それとゲーム機
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有岡「ゆっくりしてて」
そう言われたものの
緊張で落ち着かないまま
浅くソファに腰掛けた
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しばらくすると、
こんなものしかないけど
って有岡さんが
お茶とお菓子をだしてくれて
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想像してたより何倍も
ほっこりした空間だった
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有岡「今度絶対行こ、あのお店」
「はい、もちろんです!」
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有岡「そろそろやめない?敬語。」
綺麗な目が真っ直ぐこっちを見てた
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「じゃあ…大貴くんって呼ぶ」
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こう言えばドキドキしてくれるかなって
根拠も無いのに駆け引きしてみた
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それから数時間、
特に困ったことも無く
お昼ごはんを作ってあげたり
映画を見たり
"ただの"デートをした。
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いや。
いいの、いいんだけど。
お客さんと
お家デートっていうのは
凄く違和感がある響きで
しかも健全
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単純に、相手が良い人なのかな。
きっとそうだ。そういう事にしとこ。
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作者名:ちも | 作成日時:2019年4月1日 2時