君が好き。No.2

第８８話 ページ48

あ「………は、」



蓮「………真面目に言ってる？ドッキリ？少し遅れたエイプリルフール？」



少し遅れたどころじゃないでしょ。今五月よ！？
一ヶ月過ぎましたけど！？



あ「………」




母「え？エイプリルフールな訳ないじゃん」




ということは………




………真面目過ぎる話、だね。




あ「どこで誰に言われた！？その方人！？人間！？」




蓮「な訳ないでしょ。母さん動物と話せないし」




母「高校の同級生！」



………うちのお母さんは普通に若いしモテると思う。うん。
だって、今３５歳………だったはず。




普通に美人だし。




あ「そいつ、どこのどいつだ!!!!」




蓮「失礼。やめろ。人見知りだろ。」



………忘れてた←
初対面の人怖い。嫌いじゃ。




母「………」



蓮「断るでしょ」




………確定しているううううう………
同感以外何物でもないが。




母「さあ、わかんない！」




あ「何で………」




蓮「っ！！」




ヤバい。




ガチなトーンで言っちゃった。




蓮「A、」





あ「………っ！」




私は真っ先に玄関に行き、勢い良く外に飛び出した




だって、




あ「………なんで」





お母さん、お父さんのことすごい好きだったから。




あ「………断ると思ったのに。」

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