君が好き。No.2

第４６話 ページ1

ひよりside

次の日の朝


あ「ひよりっ！おはよっ！」




ひ「A！おはよ！」




美「ひよりっ！朝から可愛いなあ！」



下駄箱でAと美樹に会う



あ「昨日全然寝れなかった．．．」



ひ「A、またゾンビになるよ？」



美「うん。なりかねないな」



だよね。




勇「あ、A？」




うちたち３人が振り向くと、染谷君がいた。




染谷君だ．．．



あ「あっ！勇次郎！おはよっ！」




美樹はAをおいてうちの腕を引っ張る




美「ひよりさ．．．勇次郎のこと好きでしょ？」





ひ「へっ！？」




気づかれてほしくないことを気づかれてしまう




ひ「うぅっ．．．多分そう．．．です」





美「可愛いなあ！ひよりも恋したねー！よかったじゃん！」




ひ「恋したのはいいんやけど、どうしたらいいんかわからん」





染谷君を好きになったからってどうすれば．．．




美「そういうのが、恋ってもんでしょ？」




ひ「そうなん？」



美「ま、わかんなかったら私に聞きなさい！」




ひ「美樹ぃ！」



美「恋する女子だ！w」



そう言えば、美樹の好きな人って誰なんやろ？



美「気になる？」



ひ「ふぇ？」



何が？



美「私の好きな人が誰か」




ふわぁっ！？



ひ「美樹、うちの心読めるん！？」



美「いや？読んでないよー？」



えっ！？
読んでないん？！
どうしたらわかるん？！



あたふたしてるうちを見て美樹は笑う




美「普通だったら、教えたら知りたいでしょ？！」




ひ「そうなん？今まで好きな人がいなかったからわからんわ」




美「そっかー。で、知りたいの？」



それは．．．



ひ「知りたいっ！」



うちは目をキラキラさせる


美「ひよりならいいよーっ！」



ひ「誰？！」



すると美樹はニコッと笑う



ん？



愛「あれ？美樹？」



美「ふわぁっ！？あ、愛蔵くんっ？！」



美樹の言葉どうり、声をかけてきたのは柴崎くんだった



愛「美樹、今声裏返ったよな？w」



美「は、恥ずかしいからやめてよーっ！」




美樹、顔赤くない？



．．．あ、そういうことなんかな？



美樹の好きな人って柴崎くんなんかな？



愛「じゃ、先いくぞ」




美「あ、うん！」



柴崎くんの背中を美樹が目で追っている



ひ「美樹って柴崎くんが好きなん？」



美「…バレちゃった？」



なんだ、美樹だってめっちゃ女子なんや

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