人気と孤独とそれから (ページ14)

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「あのね、俺っ、」

言葉で言おうとすると言葉につまる、嫌な記憶も残る。

『北斗、ゆっくりでいいから話そう』

樹はいつだって俺に優しい、怒ることは絶対にしない。

「俺、本当はみんなが思ってるみたいに綺麗じゃないしなんなら汚いし、クールな性格でただのゲイなんだ」

『北斗…』

もうどうでといいや全部話す

「あいつと付き合い始めたのは中２くらいから、元は仲良くてさ、それであいつに告白されて付き合ったんだ、」

男同志でなんて自分が一番キモイと思ったよ、

「それでね俺この容姿だからさ色んな男に言い寄られたわけ、その度にあいつに抱かれるんだ、理由はわかんないんだよね、毎回お仕置っていって犯されてた。」

俺はこん時からおかしくなってたんだろうな

「そこから、別れたんだ俺ら、あいつが冷めたって。おれは依存タイプだしそいつが大好きだったから諦めれなかったんだ。」