ヤンキーはちょっとこわいです？【さ.と.み】

ささみ ４ ページ5

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ころん side

「ころちゃんるぅちゃん！！屋上行こ！！」


『え屋上？行っていいんだ』


「あそっか、俺らいつも屋上で食べてるんだ！！」


『そーなんだ』

屋上に行って食べたことなんてないからちょっとわくわくしている.

屋上のドアの前まで来ると奥で何やら賑やかな声が聞こえてくる.

「お待たせー！！連れてきたよー！」

そこには例の女の子がいた.

また目が合ってしまった.

「あれ、？ころちゃん顔が赤いですよ、？大丈夫ですか？」


『え？大丈夫』

顔赤いかなぁ僕.
なんでだろう、熱とかはないし.
まぁいいや.

例の女の子の他に三人の男がいた.

「みんな取り敢えず座って自己紹介しよ！！」

そう莉犬くんが仕切りみんな自己紹介をしていく.

「まず俺！1-5の赤星莉犬って言います！！莉犬くんって呼んで〜！」


「莉犬と同じ1-5の黄瀬るぅとです.よろしくお願いします」


「1-2の橙ジェルやで〜！よろしくな！」


「1-2の森ななだよー！みんなからはなーくんって呼ばれてるからそう呼んでねー！」


「桃瀬さとみ」


「ささみちゃんと自己紹介しろよ」

例の女の子.
早く名前が知りたい.

「さとみな」


「それは知ってるっつの」

意外と口が悪い.

「1-4の桃瀬さとみよろしく」


「1-4の花宮A！！Aって呼んでねー！」

彼女の名は花宮A.
確かに花がとても似合っている可愛らしい容姿と陽気な性格.

数分後にはもうみんな打ち解けているようだった.

「ねぇころん！」


『ひゃぃ、っ！』

思わず変な声が出てしまった.

「ころん面白いすきwww」


「あんまり男にすきすき言うもんじゃねぇよ」


「ささみ嫉妬？」


「さとみな」


「さとみくんってツンデレだよね」


「それ！！一か月前までは普通に話してたのになんなのこいつ！」


「はぁ？」


「ヤンキーじゃんさとみくん！！」

なーくん、？が言うと他のみんは口を揃えて

「「「「それだ！！」」」」

そう言った.
ここからだったかな、？さとみくんのヤンキーぶりが強くなったのって.





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