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幸 虐 ページ11
絹｢おいA、待てよ｣
｢え？｣
絹張くんに呼び止められ、恐る恐る振り向いた。
すると絹張くんは瑠奈と梨々花にこう言い放った。
絹｢俺、お前らと登校したいとか言ったか？勝手に割り込んで来るんじゃねぇよ｣
そして私の所へ来て乱暴に手首を掴んでされるがまま教室を出た。
私は驚き、そして嬉しくもあった。
学校から少し遠くなってきた時、私は今しかないと思い絹張くんの方を向き、頭を下げた。
｢昨日は酷いこと言ってごめん！！｣
絹張くんはずっと黙ったままだった。
｢許して貰えないことだと思う、けどほんとにごめ、」
絹｢明日は一緒に来てくれんの？｣
｢、え、？｣
絹｢だーかーら、明日は一緒に来てくれんのって言ってんの｣
私は嬉しくて口角が上がりそうになって、でも抑えて、大きく頷いた。
｢もちろん！｣
この時は幸せだった。
これから悲惨な生活が待っているとも知らずに。
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ぬお - もっと続くかなと思っていたら、急にトントントンと話が進んで終わってしまいましたね(^^;)でも読みやすかったです。 (2021年8月7日 16時) (
レス) id: 2c6ba69825 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲糖 | 作成日時：2021年7月27日 14時
