# プレゼント 2 ページ10
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誠司side
「あと、ちょっと話がある」
そう言ったAの顔はいつになく真剣だった
小「う、うん。なんかあった....?」
俺が恐る恐る尋ねると
「あ、そういう感じじゃないから落ち着いてね?！」
おお、これは安心していいんか?
まあ、いいや
Aの言葉に耳を傾ける
「私たちが出会って6年経とうとしてるんだね、
中学生のとき親に捨てられて、学校でもいじめられてて
何処にも居場所が無かった私に声をかけて救ってくれたのが誠司だったんだ」
もう、6年か...
コンビニの前で倒れてたんだっけ、
いろんな思い出がよみがえってくる
「誰も信用できなくて、いつも人を疑いながら生きてた私に
誠司は優しく接してくれて、私の孤独をわかってくれた
高校のときも学費払ってくれて、学校に行けるようにしてくれたし」
まぁ、普通の人は恋人の学費払うなんてありえんよな笑
「誠司の笑った顔がすごい力になるんだ...！
自意識過剰かもしれないけど"愛"されてるなって
誠司は恥ずかしがり屋さんじゃん?
でも笑顔で言葉なしでも伝わってくるものがあるよ」
Aは俺の腕をぎゅっと掴み
自分のお腹らへんに俺の手を持っていく
「だから、その"愛"をこれからは
.
"この子"にも分けてあげてくれるｯ?」
え、この子にも?
理解するのに時間が掛かったが
心は正直だった
「誠司、泣かないでよ〜」
小「ごめん、せやけど〜」
そういうAも泣いていた
「今ね3ヵ月、もう少しで4ヵ月になるんだって」
それを俺に教えてくれるAの顔はもうママに近づいていた
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のの(プロフ) - さやさん» ありがとうございます！そう言ってもらえる作品を書けて良かったです(´∇`) (2018年9月4日 0時) (
レス) id: 8f3d22619d (このIDを非表示/違反報告)
さや - 寂しいけど､終わりなんですね(;_;) お疲れ様でした！ (2018年9月3日 18時) (レス) id: e1494134c3 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - ツッキーさん» はい是非！ (2018年8月30日 17時) (レス) id: 8f3d22619d (このIDを非表示/違反報告)
ツッキー - 早速書いてもらってありがとうございます!またお願いしたいです! (2018年8月27日 22時) (レス) id: 0d2660a583 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - ツッキーさん» ありがとうございます。了解しました(^^ゞ (2018年8月26日 1時) (レス) id: 8f3d22619d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のの | 作成日時：2018年7月30日 10時
