99→7/17（THU) ページ16
「―え？ ウソ？
あの グレ―のスーツ着た人 コッチ見て 手を振ってる？
なに？ アタシ？
ちょっと？ どうしよう？」
スタッフのオンナノコたちの 黄色い声が
止まった時間の中で 動けなくなったオレを 現実の世界に引き戻す
「ごめん！
それ 多分 オレ！
向うの店の お客さんなんだけど
ちゃんと 挨拶も出来ずに コッチに来ちゃったからさ
ちょっとだけ
時間もらっても いいかな？」
「なんだ―！ そうだったんですか―！
どうぞどうぞ！ ワタシたちも 目の保養させてもらいます―」
スタッフのオンナノコたちに 『申し訳ない』と 両手を合わせて
メニュ−表と トレンチを 左手に抱えて
ホントは 全力で走りたいけれど さすがに それは なんとか抑えて
『彼ら』のもとへと 早足で 近づいていく
「いらっしゃいませ
お好きな席に どうぞ」
「よかった―
休みだったら どうしようかと 思ってた」
仕事中に貼り付ける 営業用の笑顔が
うまく出来ないくらい 強張った 顔の筋肉を ほぐすように
ゆっくりと笑ったけれど
ちゃんと 笑えているかどうかは 自信がない
「どこにする？」
「―あ？
あそこ 空いてるじゃん？」
翔くんと 松潤が 指さしたのは
『この店だったら
きっと あの席を 選ぶだろうな』と 思っていた
入り口から 一番離れた場所にある 窓際の席だった
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atomm(プロフ) - はじめまして。実は、このお話だいすきで何回も読ませていただいてます。密かにってコメントで書いてたら密かではないけど、その後とかがを読みたいなって。図々しくて、すいません。 (2016年11月11日 20時) (
レス) id: acd781c8fa (このIDを非表示/違反報告)
智雪(プロフ) - こんばんは、智雪と言います。この木曜日の恋人、大好きです。智君と翔くんのその後とか、翔くん目線とかの番外編待ってます (2016年7月19日 20時) (レス) id: aee9de5bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 翔那さん» これからもおつき合い頂けたらシアワセです!―お返事遅くなってしまってごめんなさい! (2015年10月21日 17時) (レス) id: a4508a1fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 翔那さん» 翔那さん!初めまして!嬉しいコメありがとうございます!ナツです♪―応援して頂いて楽しみに待っていてくださっているのに絶賛更新停止中でホント申し訳ない…（泣）『描きます!待っててね!』とは言えないのがココロ苦しいのですが（→つづく） (2015年10月21日 17時) (レス) id: a4508a1fe1 (このIDを非表示/違反報告)
翔那 - こんにちは！連載中の時からずっと応援してました。改めて読み返してもとてもおもしろいです。ところであとがきにも書いてあった番外編とても楽しみにしてます。嬉しい通知をワクワクしながら待ってますね。 (2015年10月17日 11時) (レス) id: ce36948053 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/n-story/
作成日時：2014年6月19日 10時
