救済に来た転生者は目立ちたくない【鬼滅の刃】【完結】

52「診察の合間」 ページ5

「…診察……か…









診察って何するんだろう」









善「診察は診察だろ






俺のときは服脱がされて怪我しているところ見られたな









でも、いいじゃんか



女の人だし









女の人にジロジロ見られるなんていいだろう！！でへへ〜」






善逸が興奮気味に話すものだから、つい「うわぁ…」と呆れた声を漏らしてしまった








善「なんだよ！？別にいいだろう？！！







女の人に裸(上半身だけ)を見られるなんて滅多に無いんだぞ！！！」






「お前、それ絶対に禰豆子ちゃんとか他の女の子に言うなよ？



絶対に引かれるからな？？









あと、炭治郎にも言わない方がいいぞ







頭突きされるからな









まだ死，にたくないなら口を慎んだ方がいいからな」









まあ、善逸は1回炭治郎に頭突きされた方がいいと思うけど((









「というか、全然触れなかったんだけどさ






伊之助どうした？









さっきから一言も言葉を発してないけど





なんかあったの？」







伊之助については知っているが、聞かないと変に思われそうだったので一応質問してみた









善「なんか喉潰れてるらしいよ」







「喉が……」





善「そう喉が





詳しいことよくわかんないけど



首をこうガッとやられたらしくて





そんで最後自分で大声出したのが止めだったみたいで




喉がえらいことに」








「それは災難だったな…」








善「落ち込んでのかすごい丸くなってて



めちゃくちゃ面白いんだよな





ウィッヒヒッ」






「えっ、どうした


なんでそんな気持ち悪い笑い方するんだ？」






善「酷っ！！！






というか炭治郎もAも酷くない？？







そんな言い方しなくてもよくない？？？」






「伊之助ー、大丈夫か？」




善「話聞いて！！」





なんか言ってる善逸は無視して、伊之助のところに駆け寄る








伊「ゴメンネ



弱クッテ」








善逸が言ってた通り、いつもじゃ考えられないくらい落ち込んでいる









「…伊之助は弱くないよ









死んだ人達が弱いというわけじゃないけど





今、生き残っている隊士達は皆、強い人達ばかりだ








その中で生き残っているなら



伊之助も強いってことさ








自信を持て、伊之助」






穏やかな声で言い、頭を撫でた







伊之助は少し落ち着いたのか無言のまま頭を撫でられつづけている

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