74「無限列車編5」 ページ27
猗「術式展開」
「夏の呼吸」
猗「破壊殺・滅式」
「陸ノ型・炎帝」
大きな音を立て、辺りに砂埃が立つ
炭「A………」
「そんな悲しい声で名前を呼ばないでくれ」
炭「！！A！」
伊「生きていたのか狐面！」
「勝手に殺,すな、伊之助」
先程戦っていた場所から炭治郎達の方へ歩みを進める
炭「良かった……A…！生きてる……！！」
「だから勝手に殺,すなって」
伊「さっきの鬼は！どうなったんだ！！」
「ああ、猗窩座なら……」
首だけを後ろに向ける
そこには
猗窩座の頸と身体が地面に伏していて
塵になり始めている
何故かは分からないが、何も喋らない
消える寸前の鬼って、割と喋る人が多かったけど……
「……もう動けないよ
多分、このまま塵になって消える」
炭「そうか……
というか、A凄いぞ！！
上弦の鬼を倒すなんて！」
「ありがとう
称賛を受け取りたいところだけど、その前に……」
座って止血をしようと呼吸を整えている煉獄さんに近づく
杏「……紅城…少年…」
「お久しぶりです、煉獄さん
裁判以来ですね
……お加減はどうですか？」
杏「……一応止血は済ませた
だが……左目は潰れ、肋骨は砕け、内臓には傷がついているな」
だよねぇ…
上弦の鬼だったし
いくら柱でも無傷で済むはずがないんだよな
それに
これ程の大怪我は
叫びたくなるぐらいの痛みだろうに
叫ばないあたり、忍耐力というか精神力が相当あるんだな
「……煉獄さん
もし、どれ程の激痛が走ろうとも
完全に治るなら
叫ばない、暴れない
覚悟はありますか？」
杏「！……治るのか？」
「覚悟があるなら」
まあ、覚悟があろうと無かろうと治しますけど
縄で縛ってでも治すわ
杏「……ああ、よろしく頼む！」
少しの間考えていたようだが、治療を決意したらしく
いつもの笑顔で同意する
「…分かりました
では、煉獄さんはそのままで
夏の呼吸 参ノ型
涼雨」
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しぐ - すご (8月20日 15時) (
レス) @page42 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
U - 一気読みしました。 面白かったです！！ (2023年1月17日 12時) (レス) @page42 id: e315cc16fd (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 優月さん» 読んでいただきありがとうございます！この作品を楽しんでいただけて嬉しいです！不定期ですが、更新頑張ります！！ (2022年1月8日 0時) (レス) id: 7cc1ce2217 (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - いつも拝見させていただいています！ほんとに面白くて更新楽しみです！これからも頑張ってください！ (2022年1月7日 21時) (レス) id: 2ec0497ee9 (このIDを非表示/違反報告)
火星 - テストの点数いいといいですね。テストお疲れ様です。【返事が返って来ると嬉しいですね。】 (2021年12月20日 0時) (レス) @page23 id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2021年9月18日 21時
