救済に来た転生者は【鬼滅の刃】【完結】

13「愈史郎」 ページ14

うどん屋のおじさんがうどんを持ってきたので、頂いた


めっちゃ旨かったけど、禰豆子ちゃんがいつまでも食べないのを見て、おじさんがキレ始めた


おじさん「俺はな!!俺が言いたいのはな!!金じゃねえんだ

お前が俺のうどんを食わねって心づもりなのが許せねえのさ!!」

おじさん「まずその竹を外せ!!何だその竹
箸を持て箸を!!」

「まあまあ、おじさん落ち着いて

あんまりカッカッと怒ると血圧上がるよ」

おじさん「うるせぇ!!

それに俺は生まれつき低血圧だ!!」

あっ、低血圧なんだ

それはそれは失礼しました

頭に「か」と「み」がつくものが生えていらっしゃらなかったので、てっきり高血圧なのかと…((

おじさんを宥めようとしていると
炭治郎がやって来た

うどんを食べて、おじさんにお礼を言い、自分と禰豆子ちゃんの手を掴んで歩き始めた

あらやだ、イッケメーン((

炭「ごめんな禰豆子、A

置きざりにして…」


「全然大丈夫さ」


禰豆子ちゃんも相槌をしようとしたらしいが、何かに気づいたらしく、立ち止まった


禰豆子ちゃんの目線の先には愈史郎がいた


炭「あっ」

炭治郎も気づいたらしい


炭「待っててくれたんですか?

俺は匂いを辿れるのに……」


愈史郎は少し不機嫌そうに話し始めた

愈「目くらましの術をかけている場所にいるんだ

辿れるものか

それより」


愈「鬼じゃないかその女は



しかも醜女だ」







炭「……………………?」

炭治郎は愈史郎が何を言ったのか分からず
しばらく考えていた


愈史郎は見る目無いなー
禰豆子ちゃん程の美人はなかなかいないよ

……鬼殺隊の人は別として



炭治郎はやっと愈史郎の言葉を理解し、キレ始めた


禰豆子ちゃんは町でも評判の美人だの

もう少し明るい所で見てくれだの



うん

分かるよ、炭治郎


少なくとも禰豆子ちゃんは醜女じゃない


女の自分でも禰豆子ちゃんを嫁に欲しいくらいだもん((








　








愈「……………(あの狐面の奴は……)」

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