【鬼滅の刃】転生者は悪女に嵌められて2【完結済】

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産「これで分かったね






この裁判の判決を言い渡すよ








証拠に証人、それに実力




全てを合わせて






有罪なのは…








.









.









"元"雨柱



佐倉河紗奈





君だよ」









紗「ｯ………」







雨柱は顔を歪めている







産「罪人、紗奈






何か言い残すことはあるかい?」









紗「………








………








………認めますよ









今までついた傷も流れていた噂も任務を押し付けてたのも









ぜーーーーーーーーーーーーんぶ私がやりましたよぉ!!!









私は任務にも行かず、楽に金を稼ぎたかったからｯ!!!









そこにいる女(A)を利用したｯ!!!









皆、簡単に騙されてとっっっっっても面白かったですよぉ!!!!!








キャハハハハハハ!!!!!」








雨柱が壊れたように笑う







不「テメェ!!!!!」






風柱が雨柱を殴ろうとする









しかし








産「実弥」







不「ﾋﾟｸｯ」








産「駄目だよ」






不「………」








お館様がそれを宥める







風柱は渋々自分の位置に戻る









産「さて、紗奈が受ける罰はAに聞こうかな








A





なんの罰を受けてもらいたい?」









「………そうですね……








………私が罪人に嵌められている時




何かしらの理由で死,んでいたかもしれないので









.






.









死刑でお願いします」









紗「……えっ?…








………ハアァ?!!!









嘘でしょ!!?」









「至って本気ですけど?」









紗「なんでよ!!!







ちょっといじめてただけじゃない!!!








それで死刑っておかしいでしょ!!!」









「………では、聞きますけど









自分がもしいじめられていたら







嫌じゃないですか?







辛くないですか?







苦しくないですか?







自分の気持ちも意見も何も聞いてもらえず







殴られたり





蹴られたり






刃物で刺されたり








暴言を吐かれたり








あげくの果てには信じていた人達に裏切られて……









辛くって………







苦しくって………







悲しくって………






死,にたくなりません?」








し「ｯ……」







蜜「………」

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