【小説】魔女達の魔導書記録

Prologue ページ1

魔女、それは魔力を持ち魔法を操る者


魔女達の力は偉大であり、通常の人間、つまりは魔力を持たない者より遥かに優れている。


とある国の魔女達は、幾多の争いを治め、国を統治した。
つまり、魔女が政権を握ったと言う事である。



その国の名は
「エルダール」

人口約3万2千人の魔法王国である。


人口は少ないが、住民の半数以上が魔女であり、膨大な勢力を持つ国である。


この国の支配者は魔女であり、騎士も魔女だ。
その騎士の事を人々は、「魔導志(まどうし)」と呼び、神の様に崇めている。

神、と聞いて、「大袈裟だ」と思うだろうが、そうでもない。実際、魔導志は神のようなものなのだから。

どこからともなく水を出現させたり、有り得ない速度で走ったりするのだから。

通常の人間から見たら神の様に見えるだろう。



エルダール王国の魔導志には三つの派閥がある。

一つ目は
武術系統の魔法を操る「武術の攻(Martial arts attack)」


二つ目は
基本的な魔法を操る「魔導の術(Magical art)」


三つ目は
癒しの魔法を操る「救済の城(Castle of relief)」


このお話は、エルダール王国の魔導志達の物語である_______

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