いや、あの…幼馴染…だよね？【まいぜんシスターズ】【ぜんいち】

4cm近づく。 ページ5

授業などが終わり、早くも放課後。






みんなが帰り、教室にはぼーっとしながらゆっくり準備をしているぜんいちがいた。





もう急がないと部活が始まるじかんだ。



結局ぜんいちとはあまり話せなかった。








それにしても、今日のお弁当の生姜焼き、美味しかったなぁ〜((←





これから部活かぁ、ぜんまい先輩とは本当に何にもないんだけどなぁ、はぁ。




まぁ、確かにかっこいいけど。





私的にはぜんい……って何考えてる！！




違う。違う。ぜんいちはただの幼馴染！幼馴染！





そしてチラッと教室にいるぜんいちを見る。


たった1日話さないことぐらいあるでしょ！ね？







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『……………』




そう思うも、やはり寂しさはあり、





『……話しておこう。』




ぜんいちの元に行く。








『えーと、ぜんいち、あの、こ、こんにちはっ！』





「……………？こ、こんにちは？」






やってしまったー！焦ってやってしまったー！！



まぁ取り上げずぜんいちの石化は解けてよかった。





あとは私が落ち着きマングローブ☆







「何か用事？」







思った以上に、ぜんいちは平常でちょこっと普段より冷たいくらいだった。







『いや別にそう言うわけじゃ……




今日、あんまり話せなかったから……






えーと、ぜんいち怒ってるのかな〜って…』





話せなかった、ってよりぜんいちが避けてたみたいだったけど……





するとぜんいちは、いつも通りふわっと笑って、




「僕？怒ってないよ〜




あ、これから部活？」





『？うん。




ぜんいちもでしょ？』






「……………うん。まあね。」





………？急に声のトーン下がらなかった？






『……………ぜんいち本当に大丈夫？




相談ならのるよ？体調悪い？』






「……………ん？全然。





なんともないよ。」




その割に笑顔がぎこちない。






でも、ぜんいちなら大丈夫だよね。





そんな勝手な安心がどこかにあり、






『じゃぁ、ぜんいちまた明日。




部活頑張ってね、私も頑張るから！」




そういって教室を出て行こうとした時だった。







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_________パシッ






手首を掴まれて、グイッと後ろに引き寄せられる。





築くと私はぜんいちの両腕の中だった。

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