審神者ちゃん、初！審神者仕事！ ページ10
審神者ちゃんにありがとうと言われ、生涯大切にすると誓った長谷部。(「審神者ちゃんと歌仙」にて)
だが、審神者の側にずっと居られる訳ではなかった…。
長谷部 一期、この資料まとめてくれ…
一期 わかりました…。ですが、あなたはとりあえず休んでください。
長谷部 だがしかし…
一期 こちらは任せて下さい。良いですから。
長谷部 嗚呼、分かった。
フラフラしながら自室へと戻った長谷部。
その数分後にAがやって来た。
A あれ？一兄、長谷部は？
一期 仕事のし過ぎなので休んでもらってます。
A そっかあ…
Aは何やら悩んでいるようだ。
うーん、うーんと、ずっとうなっている。
一期 どうされたのですか？A
A えっとね、私もお仕事手伝えないかなあって思って…
一期 いいのですか？手伝って貰って
A もちろんっ！
一期 ありがとうございます、A。少しお待ちください。
手伝って貰うのは嬉しいのだが、Aが出来る仕事は少ない。
何かないかと長谷部が作ったやることリストを見た一期一振。
一期 (何かないだろうか…、Aでも出来るもの…。おや？これは…。)
A あった…？
一期 ええ、今しがた見つけました。これをお願いします。
A 体調チェック…？
一期 はい。朝と夕食の後に皆に聞いて欲しいのです。
A わかった！頑張る！
一期 よろしくお願いいたします。明日の朝からでいいですよ、お手本は長谷部がして
くれるので、今夜一緒に見ましょう。
A うんっ！
Aはとても楽しそうだ。
長谷部の仕事も一つ減り、一石二鳥だと一兄。
審神者ちゃんの初審神者仕事、果たして上手くいくのだろうか。
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作者名：神楽雪 | 作成日時：2021年7月11日 21時
