審神者ちゃんと陸奥守�� ページ8
審神者ちゃんが行き着いた先は陸奥守のところだった。
陸奥守 そんなに急いでどうしたがよ？
A はあはあ…、こ…、れ。
陸奥守 写真？嗚呼、これはよう撮れたやつやないか
A はあはあ…
陸奥守 お茶しながら話すがよw
陸奥守は、Aを抱き上げ、食堂へと向かった。
陸奥守 燭台切〜、Aにお茶あげてくれん？
燭台切 オ〜ケ〜
陸奥守 ほんで？そんなに急いでどうしたがよ。
お茶をゴクリと飲んでAはこう言った。
A 陸奥守さんの写真、少ないから…
陸奥守 あれでも結構撮っちゅーがやけんど…
A 陸奥守さん、カメラ貸して
陸奥守 ええけど…、写真見るが？
パシャッという音がした。
陸奥守 あ…、撮りよったな？
陸奥守がそう言うも束の間、Aは走り去った。
陸奥守 おまん、何しちゅー！
陸奥守は逃げるAを追いかけるも捕まらず、一方的に撮られるだけである。
そして、とうとう桜の下まで来た。
その瞬間、風で桜が舞い散った。
陸奥守 綺麗ぜよ…
そしてまたパシャリと音がする。
A ほらっ！いい笑顔！
陸奥守 ありがとにゃあ、A…
しばらくの間、桜を見ていた二人を見ていた者が集まり全員で写真を撮った。
陸奥守と隣で満足そうなA(もちろん加州はAの隣)
刀剣達はこれから振り回されつつも、たくさんの思い出を作っていく。
そして今日も、刀剣達は振り回される。
Aを中心に…
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作者名：神楽雪 | 作成日時：2021年7月11日 21時
