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11月22日。


この日だけは、とマネージャーに頼み込んで休みをいれてもろうた。


「横、起きて。」


ベッドでまだ眠る、愛しい彼の頭にそっと触れる。


「きみ、」


最近忙しかったから、疲れとるんやろう。


でも今日だけは、早起きしてほしい、なんて。


「きみ、はよ起きて……?」


頭から頬に手を滑らせる。


もうええもん。


頬を膨らませてアピールするけど。


起きない。


きみに背を向けて、裸やったから服を着る。

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作者名：村上裕∞黒紫緑担 | 作成日時：2018年11月22日 22時

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