第2話『見覚えのない血』 ページ4
安寿香side
博士の家に着き、ソファーに座った。
『ねぇ、、、哀』
哀「なにかしら」
『一昨日、、私の手には見覚えのない血がべっとりと付いていたんだ、、、、。一昨日は夜の記憶がないんだ、、、やはり私は、、組織の命令で人を、、、殺めてしまったのだろうか、、。』
哀「その通りよ。一昨日のあなたは夕方までここに居たわ。そこから電話が来て組織の方に向かったんじゃない、、、。全く、ここから出て行く時、既にルシファーの目になっていて怖かったわよ。」
『ごめん。』
哀「別にいいわよ。自分が好きでやってる訳じゃないんだから」
『、、、。』
哀「やっぱり貴方が多重人格になったのは''あの組織''が関わってると思うのよ。まぁ、、私の予想だけど」
『わからない。』
哀「まぁ、無理しないでちょうだいね。」
哀は小さな手で私を撫でた。
コナン「なんか随分と話し込んでたけど、、どうしたんだ?」
哀「別に、、、じゃ、私は地下に行くから」
哀は地下室に行き、コナンと博士が戻ってきた
博士「安寿香くん、久しぶりじゃな!」
『あぁ、久しぶり』
博士「安寿香くんにプレゼントを持ってきたんじゃ!」
『?』
机の上にはメガネ、ボタン、時計、ピアスに少年探偵団がいつも持っているバッジ
博士「このメガネは新一が掛けてる犯人追跡メガネ、この、ボタンはシール式発信機、この時計は時計型麻酔銃、この空色のピアスはピアス型携帯電話じゃ。もしもの時の為に作ってくれと新一から頼まれていたんじゃ。最後にこれは、探偵団バッチじゃ。これなら携帯を使わなくても新一に連絡出来るじゃろ?」
『いいのか?』
コナン「別にいいんだよ。」
『ありがとう。大切に使うよ。博士』
博士「壊れたらいつでもここへおいで。」
『分かった。』
そこにルシファー用の電話が鳴り響いた。
コナン「!」
『何の用だ。ジン』
電話を取った安寿香はコナンから見て別人に変わっていた、、、いや、、変わったのだ。
コナン「ルシファー」
小声で囁くように言うコナンに安寿香の外見をした誰かが返事をした
『そうだが。なんだガキ』
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作者名:あすか | 作成日時:2018年10月20日 20時