質問 ページ16
JH「なんで男装なんかしてるの？」
困った様に眉毛を下げ、微笑みながらそう聞いてくるヒョン。
『…まだ言えないです。』
言えねえ…！そんな心配そうな顔されたら言えねえええ！アイドルちゃん達を間近で見る為とか言えねえええ！
JH「…そっか。
ちなみにキムイヨンって本名じゃないよね。本名は？」
『…Aです』
JH「A…。パク・Aだよね？いい名前だね！」
『ありがとうございます』
「質問ばっかりで申し訳ないけど、俺以外にこのこと知ってる人はいる？」
『メンバーではジミンとホソギヒョン以外いないです。』
「そうなんだ。マネヒョンとかPDも？」
『あ、そこは知ってます』
「おお、そっか。流石にね。」
『あと、ヒョン。』
「ん？」
『ジミンにはマネヒョンやPDにこれを知られてるの黙っててくれませんか？』
JH「…その理由はやっぱり言えない？」
『あいつが私の手のひらの上で転がされてる感じが快感だから…ですかね。』
JH「なんだろう、今すごい損した気分」
『じゃ、もう行きましょう』
JH「それにしてもバレた途端急に態度変わったよね。主導権が…」
そう言って2人で足並みを揃えて歩き出した。
『それより、なんでジミンも一緒に呼ばなかったんですか？』
JH「だってトイレに行って時間ずらしてまで一緒にいる所見られたくないんでしょ？
ジミン単体で呼ぶのも良かったけど、イヨンと1対1で話してみたかったんだ。」
ええ…そこまで聞いてたんこわ…
『…あ、ヒョン。ヒョンがこの秘密を知ってるのを誰にもバレない程度に私のフォローしてくださいね。聞いたからにはもう後戻り出来ないんで。』
JH「…こんなクズ…じゃない、子に育てた覚えない！脅迫だ！分かった！」
『育てられてないけど最終的に分かってくれるチョロ…じゃねえヒョン大好きてす！』
JH「…言い間違えを言い間違えで返してくる辺り本当にいい性格だね！」
『ありがとうございます！』
JH「皮肉だよ！！」
『あ、もう着くんで私のこと無視してください。散々痛めつけた体でお願いします』
JH「切り替え早すぎるしそれ俺ただのクズになっちゃうじゃん！嫌だよ！希望のイメージが…」
『…あのときヒョンが飲み物くれなくてハードなボイトレで喉イガイガになってジミンのスポドリ奪ったら泣きつかれたんです。
その時のジミンの気持ち分かりますか？』
JH「そのこと言う！？それに普通脅す立場逆じゃ…
…ああもう、わかったよ！今回だけだからね？」
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ななば(プロフ) - 小説の内容、書き方全てが私好みです。作者様，お忙しいと思いますが続きのほど，楽しみにしています。 (2021年2月16日 10時) (
レス) id: 123ad73358 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - すごく面白いので、続きを作ってくださるとうれしいです!!!!お願いします！！！！！！ (2021年1月6日 17時) (レス) id: 7398bce3e2 (このIDを非表示/違反報告)
コトハ - 続きが気になる…！！ (2020年12月26日 14時) (レス) id: 03fa87109a (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - この話めっちゃ面白いです！続きが気になります。更新まってます (2020年5月22日 8時) (レス) id: 753ee3afdd (このIDを非表示/違反報告)
かむたん - 続きが気になります…… (2020年1月10日 15時) (レス) id: d90aae6f87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れく猿 | 作成日時：2018年5月10日 23時
