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「明那〜?家着いたよ、カバン漁るね〜」


「ん〜…家…?」


「家だよ〜世話しなくて良いよね?」


「大丈夫…2人ともありがとう…」



明那を家の中に送ったあと、不破さんと駅まで行くことに


「Aさん、お母さんだね笑」


「あはは笑、明那のお母さんは嬉しいような嬉しくないような…笑」


「わかる笑、そうだ!せっかくだしLINE交換しませんか?」


「え!?嬉しいです!是非!」




改札前、通路の端に避けてLINEを交換した



男の人のLINEを明那以外で初めてゲットした




不破さん、イケメンだったなぁ…



お顔もイケメンだけど中身もイケメン




「私、明那以外の男子とほとんど喋ったことないんです」



「え!?ほんと?そんな感じしなかったけど!」



「ホントですか!?…異性の方とどうやって話すのか分からなくてずっと同性の友達しかいなかったんです」







「でも今日不破さんに会えて本当に良かったです!」






不破さんはにっこりと微笑み返してくれた



でも、少し挙動不審になりながら




「こ、こちらこそありがとうございました(?)」



と言ってくれた




「あはは笑ありがとうございました!」




こんな暖かい男性がいるんだな〜



不破さんみたいな人といつか付き合ってみたいな〜




私は改札に向かい、不破さんに手を振って駅のホームに向かった

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作者名:淡坂 | 作成日時:2022年6月27日 19時

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