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「職業は何なさってるんですか?」
と聞いた瞬間に、不破さんは「あー…」と濁して悩んでいる様子だった
やばい…初っ端から人の地雷を踏んだ、!?
「い、いや!言いたくなければ無理に言う必要はないです!!」
「え?あ、いや!勘違いさせたらごめん!地雷踏んでないから!」
「ホントですか!?良かった…」
出会って直ぐにお勤め先を聞くのも宜しくなかったな…
申し訳なさに包まれてるなか、不破さんは気を使ってくれたのか
「接客業っす!Aさんは何してらっしゃるんですか?」
にこっと微笑みながら聞き返してくれた
「あ、まだ大学生なんですけど、デシナトゥールっていう職業に就きたいとは思ってます!」
「デシナトゥール?聞いたことないかも」
「デシナトゥールはファッションデザイナーが思った服の絵を代わりに書くみたいな仕事です!」
「そうなんや!じゃあ、絵上手なんやろなー!」
自分のことかのように褒めたたえてくれる不破さん
ん?…口調が…!!
「関西弁!!!関西出身なんですね!」
「へ?あ、そうなんですよ!」
「関西っていいですよね〜!上京したんですね!」
あ、私だけが盛り上がってどうするんだ…!!
不破さんの方を見るとにっこりと微笑みながら肘を着いて話を聞いていた
「あ、私だけが盛りがっちゃって申し訳な…」
「〇〇さんってほんと笑顔が素敵やな〜!」
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作者名:淡坂 | 作成日時:2022年6月27日 19時