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ちょうど頷き終わったタイミングで、私の電話がなった
｢あっ…電話出て良いですかね…？｣
｢ん〜…どうせ明那だろうし…｣
持っていたスマホを不破さんに取られる
｢二人で回るから、2人も仲良くショッピングしててね｣
｢え！？｣
勢いよく電話を切った不破さん
大丈夫なのだろうか…後で連絡しなきゃ…
｢俺、Aちゃんに言わなきゃいけないことがあるんだよね｣
｢あ、はい！何でしょう…？｣
不破さんはにっこりと笑って私の方に近づいてきた
その距離はキスするんじゃないかってぐらい
ちょっ…顔がっ…ちかっ
頭がまたパンクし始めた時、不破さんは私の髪を触った
｢ほんと、可愛いね｣
｢ちかい…です｣
｢ん〜？そうかなぁ〜？A…照れてる…？｣
照れるに決まってる…！確信犯だよ…！！！
にっこりと微笑んで、嬉しそうに覗き込んでる不破さんは小悪魔にも見えたけど、かっこいい
目を合わせないようにすると、不破さんは覗き込んでくる
｢〜〜っ！！そろそろお店見ましょう！｣
｢んはは笑、そうそうもう一個言わないといけないことがあるんよ｣
不破さんはまた私の手を握ってお店の方に向かっていった
私の手が熱いのか、不破さんの手が熱いのか
分からないぐらいに私は不破さんの虜になっている
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作者名：淡坂 | 作成日時：2022年6月27日 19時
