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fw side





やってしまったなぁ…






女の子が嫌い…な訳では無いけど




職業柄でどうしても冷たく返せなくなってるのは事実




その様子を見てたのか、あんなことを言われてしまったし




そりゃあ、言いたくなるよね…ごめんなさぁい…






お互い気まずいわけで、俺は表面に焦ってる表情を出さない代わりに



心の中は冷や汗ダラダラすぎる







さすがに、話しかけないといけないし、後で謝らなければいけない




1番まず言わなきゃ行けない事は、Aちゃんの洋服よ…!







めちゃんこかわえぇ…






可愛すぎる、けど何故か言えない。職場だと言えるのに。言えない



情けない自分が嫌になりそう






その後アクセサリーのお店に入った時に、その洋服に合いそうなものを探し、買った





こっそり、お揃いの買っちゃったんだけど、重いかな





ブレスレットは気軽なものだしオシャレだから、女ウケは良いらしい(リスナー曰く)





それを渡して見るといい感じの笑顔だけど、戸惑っていた








俺が1番仲良くしたいのはAちゃんだけだよ






喉のどこかに詰まって言えない。










あの後、明那が欲しがってたなんかがあったらしく、呼ばれたので着いて行った





「ごめん、ふわっち!これめっちゃ良くない?」




と見せてきたのは、ヘッドホンだった。ここはそういうゲーム系のお店なのだろうか?





「めっちゃ良いね!」





「明那に似合いそうじゃん。」




とまゆが、Aちゃんを連れてやってきた






気まずそうなAちゃんが、より一層気まずく見えるのはなんだ?




ちょこんとしてて可愛いなと思ってたら







「Aは、こういうの興味無いの?」





「あ、か、か…灰くんは、どういうの使ってるの?」








は?





あと数分間で何があった?なんでそんなに仲良くなってるん?





A…呼び?




何かの感情がふつふつと上がってきている感じがする






何かに取り付いてたんじゃないかと思うぐらい早く




Aちゃんの手を握って無言でお店から出ていく








「へっ?不破さん…!?ちょっと待ってください!」






彼女のことを気にせずに、無我夢中でその場を離れた

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作者名:淡坂 | 作成日時:2022年6月27日 19時

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