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あれから、喋ることなく…明那がいるところに着いてしまった





気まずい…






「お!来た〜!」と手をぶんぶん振ってる明那と





「あ、明那…と黛さん!?」





ぺこりとお辞儀してくれる、黛さん



そういえば、不破さん、たちって言ってた気がするな…






「さっそくさ、見たいところってある?Aさん」




「あ…そうですね、楽しめればどこでも…」





言ったあと、素っ気ない返答をしてしまったことに気づく



なんてことを…!さすがに失礼すぎる…!






「あっ…!ごめんなさ…「じゃあ、Aちゃんこういう所はどう?」




不破さんが横に来て、いつ取っていたのか、マップを用意してくれていた





「えっ…あ、好きですね…!」




「じゃあ、そこいこう!」





向かってる途中、不破さん…不破さん…と頭の中でさっきの事を思い出す



ダメだ…ちゃんと謝らなきゃ…




変なことを言ってしまったことを謝らなきゃ…!




2人っきりに慣れるタイミングを…






と思っていたらいつの間にかお店に着いていた





そのお店は、アクセサリーなどの小物を売っているお店





「Aちゃんってこういうの好き?」




と言って見せてきたのは、シンプルなブレスレットだけど、所々に紫色の宝石がキラキラしている





「好きです〜!」





「良いね!Aに似合いそうじゃん!」





「でしょ!Aちゃんへのプレゼント!」






と言っていつの間に買ってたのかブレスレットをいただいた






「あ、いくらしました…?」




「そういうのは気にしなくてええんやで〜!貰っとけばいいんよ!」





イケメンだなぁ…さらっとお金を払って…



プレゼントしてくれるって…かっこよすぎるな…!





「ふわっち!ふわっち!ちょっと来てよ!」





明那が興奮気味に不破さんを呼びどこかへ連れていった



お店を出ていったあと、黛さんに






「…もしかしてだけどさ、喧嘩でもしたの?」




「い、いえ!私が変なことを…言ってしまったので気まずくて」



「あー…そこは言及しないでおくけど、謝りたい感じ?」




「そうなんです、けどちょっとタイミングが…」





今もそうだけど明那が結構不破さんと楽しそうにしてるんだよね





「じゃあさ、提案があるんだけど」

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作者名:淡坂 | 作成日時:2022年6月27日 19時

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