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どうしよう…喋りたいんだけど…
どうしても空気感になれなくてトイレに逃げて帰ってきたあと
周りはもうグループができちゃってて入りずらい
1回入りに行こうとしたら、女の子に睨まれてしまった
違う…男の方を取りたい訳じゃなく…喋りたいだけなのに！！！
明那は、女子とは喋ってなくさっき喋ってた人と「あっはは！」とお酒を飲んで上機嫌になってる
私だけ…取り残されてる…！
どうしよう…話しかけないといけないのに…！
キョロキョロしながら喋りかけやすそうな人を探していると
「Aさん、だよね？」
お酒を持ちながら、話しかけてくれた男の人は
白とピンクと紫のメッシュが入った見るからに陽キャそうな人だった
「へっ…そうです！」
「1人だったからさ、あんまり慣れてないのかなって」
あ…この人明那と仲良くしてた人だ！
見かけによらずいい人だった！！！
話しかけてくれただけでも嬉しすぎるよっ…
「あ、覚えてないかもだけど、不破湊って言います！」
「覚えてますよ！明那と仲良さそうにしてたので！」
「…ほ、ほんとっすか！？嬉しいっす！」
お酒のせいなのか、ほんのり顔が赤く染っている不破さん
私は仲良くなりたいなと思ったので、色々話しかけることに
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作者名：淡坂 | 作成日時：2022年6月27日 19時
