【歌い手】人生とはゲームである(5週目) (ページ10)

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『みんな！楽しんでるかー！』

と2部が始まり舞台には普段着のような格好をしているフルーツの3人がいる
そしてグレープの問いかけにその場にいる誰もが声を上げる

｢これはいい盛り上がりなんじゃないですか？｣

｢それじゃぁ冷めないうちに1曲歌っちゃいますか｣

『そーですね』

と言うと好きって言ってが流れる

｢「わたしナンバーワン」と狂ったように
しっちゃかめっちゃか歌います
君と最終列車に乗ったはいいが
一体どこに向かってんの？｣

と美桜が歌う
軽く踊りながら歌う彼女はとても楽しそうだ

『君が好き君が好き
欲しい言葉だけが聞き取れなくてだんだん嫌気がさしてんだ
もう頭じゃ止められない』

Aも軽く踊りながら歌っており自分が歌っていない間はファンサをしている

｢好きって言って好きって言って
超常現象ホログラム
恋する少女に生まれ変わっても
視線はあなた｣

最後にウインクしながらお客さんを指さす玲奈
それを見ていた美桜とAもニヤニヤしている

『｢｢好きって言って好きって言って
空中散歩に連れ出して
あぁ何も考えられないの
撃って撃って｣｣』

ばんばんばんは美桜、玲奈、Aの順で各々の方向に銃を打つ真似をする
感想の間Aや玲奈、美桜はそれぞれ自分のファンやそれ以外の人にもファンサを忘れることなくしていく
2番になるとさっきとは順番は違うが同じように歌っていく

『｢｢好きって言って好きって言って
いいからあなたの好きにして
何百年後に生まれ変わっても
視線はあなた
好きって言って好きって言って
最終的には抱きしめて
まぁくだらない作り話さ
撃って撃って
ばんばんばん｣｣』

と曲が終わると真っ暗になりAと玲奈は舞台裏にはける
それを確認次第あかりがつく

｢皆さん楽しんでますか？
それと今日は来てくれて本当にありがとう！！
私の最後になるかもしれないライブにこんなに来てくれてほんとに嬉しいです！
まぁそんなこと言っちゃうと最後にさせないってうちのグループ2人は言うんですけど
家でもしょっちゅう言われるんですよ
っていう自慢はおいといて｣

｢私は昔知らず知らずに大切な人を傷つけてしまって今では会うこともできません
ありがとうもごめんも言えないのって結構辛くて
だからみんなはそんな大切な人を大事にしてください
いつ居なくなるかなんて分かりません
その人といる1分1秒を大事にしてください｣

と言うとハジマリノオワリが流れ美桜は歌いだす