【歌い手】人生とはゲームである(5週目) (ページ30)

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『玲奈おかえり』

｢ただいま！
A聞いて聞いて！｣

と朝ごはんを作っているAにジャージ姿の玲奈が興奮しながら話をしている

『ん？何？』

｢今日ね、あの気になってたカフェがオープンされたからさ！一緒に行こ！｣

『いいねー
お昼はそこで食べる？』

｢食べよ食べよ！｣

『そうだね！』

それじゃぁお風呂入ってくると嬉しそうにお風呂に向かう玲奈
Aはそれを見てクスリと笑う

『(美桜もいたらきっともっと楽しいのにな)』

なんて思いながらも朝ごはんの卵を作る
ちょうど食パンも焼き終わり卵を焼き終えてから食パンをお皿に乗せその上に卵を乗せる

『いただきます』

と手を合わせそう言う
食パンを両手で持ちぱくりと食べるA
さくさくと音を立てて美味しそうに食べる
食べ終わる頃に玲奈がお風呂からでてくる

｢いただきます！｣

と美味しそうに食べる玲奈をじーっと見るA
いつもの事なのか気にせず玲奈は食べている

｢あ、そうだ
明後日桜ちゃんが遊びに来るって｣

と食べ終わってお皿をさげてそう言う玲奈
水につけスポンジを手に取る玲奈

『ならその日は豪華にしないとね』

｢楽しみだなー｣

『何がいいだろ
餃子とか？』

｢いいね！うちも餃子作るよ！
……焼けないけど｣

『ホットプレートで一気に焼いちゃうか
それなら大丈夫でしょ？』

｢なるほどね
それならうちにもできる！｣

『ほんとお菓子は作れるのに火加減の仕方覚えた方がいいんじゃない？』

とお皿を洗い終えたのを見たAがコーヒーを入れるためキッチンへと向かう

｢そう言われるとぐぅの音もでないな
でも作るのは好きなんだけどな｣

『なら尚更火加減覚えないと』

と笑いながら言うA
それにちょっと！？と笑いながら言う玲奈
はいと玲奈の分のコーヒーを椅子に座った玲奈の前に置く

｢そういえば美桜から届いたシナリオ見た？｣

『見た見た！
新しい試みってやつだよね』

｢ほんとこういう事考えさせたら美桜は世界一だよね｣

『理系の玲奈と美術系の僕とじゃシナリオなんて作れないからほんと尊敬する』

｢よし、昼まで頑張るか｣

とコーヒーを持ってそう言う玲奈
そうだねとAもコーヒーを持ってそれぞれの部屋へと入っていった