7話 ページ8
「次に真冬くんなんだけど
今まで無個性って言ってたんだけど実はとても危険な個性をもってるの」
『｢危険な個性？｣』
「そう
真冬くんの両親の個性って分かる？」
「たしかお母さんが音に感情をのせる個性でお父さんが感情を歌にする個性だった気がします」
「そう
それで真冬くんに生まれた個性はソング
この個性は歌っている間相手の精神を操ったりものを壊す個性なの
それで小さい頃貴方のお母さんが鬱になりそうになった
だから私が制御していたのよ」
「そんな個性が僕に
(確かに今までおかしなことはあった
両親から無個性って聞かされた時も何故か安心した表情だったから
そう言う事だったんだ)」
『確かに危ない個性
でもそれじゃぁ僕はなんで制御されてたの？』
「貴方の個性でリビングのもの全部壊れたから1部を制御出来るようになるまで消しとこうと思ってね」
『なるほど
それで僕の個性も
それにしてもなんでこのタイミング？』
「それは僕も思った」
「Aがヒーロー科に合格したら話そうって決めてたの」
「そうだったんだ」
『できたら明日にして欲しかったよ
今日はまだ合格気分を味わいたい』
「それじゃぁ僕はヒーローになれるんですか？」
「うん、個性とは人を救うことも壊すこともできる
だから真冬くんの使い方によってヒーローになれるかどうか変わってくるわね」
「それならヒーローになりたい
守られるだけの日々はもう嫌だから」
そう強く言うまふまふにAは黙ってしまう
遥香達はニコニコと嬉しそうに笑っている
「あ、お母さん達に言わなきゃ」
「それなら大丈夫よ
真冬がしたいようにして欲しいって言ってたから
あの二人も申し訳なさそうに言ってたわ
それと今から個性を試すんだったら海浜公園がいいと思うわ」
「そうだったんですね
それじゃぁいこ！A」
『う、うん』
とAの腕を引っ張って海浜公園へと足を進めるまふまふはどこか嬉しそうな顔だがAは複雑な顔つきだった
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唯(プロフ) - over the rainさん» そう言っていただけてうれしいです！！！！頑張ります！！！！！ (2019年11月9日 11時) (
レス) id: 32c8f1862c (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - ヒロアカと歌い手のコラボ！うれしいです！応援してます！ (2019年11月8日 18時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2019年7月29日 18時
