14話 ページ15
「Aおはよう！席近いなってどないしたん？
もしかしてまふと違うクラスなのがそんなに嫌なん？」
そう声をかけられたAは上の空だった
『そりゃせっかく同じヒーロー科に合格したのに離れ離れって嫌だよ』
「でもほら僕らがいるから、ね？」
『それもそうだね
まふがいないのは悲しいけど優達いるし
って優起きれたんだねおはよう』
「気づいてなかったん!?」
『うん、なんかごめんね
ってか2人は？』
「志麻くんはなんか普通科の女子に囲まれてて廊下におったで
うらさんは席についとる」
と席についているうらたをじーっと見ながら話しているとその視線に気づいたのかこっちにやってくるうらた
『相変わらず志麻くん人気だね
前の中学校の子達でしょ』
「そうそう僕らも大変やってんで
まさかここまで来るとは思わんかったわ」
『おつかれ』
と思わず坂田の頭に伸びたAの手を掴んだのは席からやってきたうらただった
「うらさん！」
「お前人を撫でる癖直した方がいいぞ」
『あ、ほんとだ
ごめんごめんありがと渉くん』
「僕は全然してくれてもいいのに」
としゅんとなる坂田
そんな坂田の頭に手をぽんと乗せゆっくりと撫でる
撫でられている坂田は嬉しそうで口角があがっている
「Aとまたこうして同じクラスになれて嬉しい！」
『僕も嬉しいよ』
と2人のあいだには花が舞ってるかのように穏やかだった
そんな2人の所にやってきたのは先程まで女子にちやほやされていた志麻だった
「お二人さん何やっとんねん」
『あ、志麻くんおかえり』
「そういうのは周りの目とか気にしてやれ」
『そういうの？』
「とりあえず撫でんの禁止な
撫で癖ついてまたまふくん撫でたらまふくんに嫌われるって思っとけよ」
という志麻の言葉で相当ショックを受けたのかAは絶対しないと宣言する
「坂田も撫でて欲しそうな顔すんなよ」
そう志麻に言われた坂田だが機嫌が悪そうな顔でわかったよと言う
『優が撫でて欲しいんだったら渉くんとか志麻くんに撫でてもらったらいいんじゃない？』
「俺らがやだな」
「そやな」
と顔を見合わせてそう言う年上組
「それに僕はAがいいねんけど」
と言う言葉は担任の相澤先生の登場によりかき消されAの耳には届かなかった
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唯(プロフ) - over the rainさん» そう言っていただけてうれしいです！！！！頑張ります！！！！！ (2019年11月9日 11時) (
レス) id: 32c8f1862c (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - ヒロアカと歌い手のコラボ！うれしいです！応援してます！ (2019年11月8日 18時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2019年7月29日 18時
