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135話 ページ45

『鳳仙様お久しぶりでございます』

「ようやく来おったか真奈
待ちくたびれておったぞ」

『お待ちさせてしまいすいません
(無になれ無に
僕ならできる!できるぞA)』

と鳳仙の部屋へと入っていくA
やまなみからまなという文字を取って名乗っているA
綺麗な着物に身を包み剣は持っておらず
カツラの中に銃を潜ませているが
ただの花魁として鳳仙の元へ行きお酌する

『(早く終わってくれ
こんな茶番)』

と20分ほどすると

「1歩下がれ
客人が来た」

『はい、分かりました
(顔が険しくなった
ただのお金もってるエロジジイって訳じゃなさそう)』

と1歩下がって客人が入るのを見る
その客人は神威で手土産と言うと奥から子どもがでてくる

『(日輪さんのあの子ども
どういう関係だ?)』

と考えているといつの間にか神威と鳳仙の殺し合いがはじまる
天井から人を下ろし大丈夫ですか?と声をかけるA

『早くこの人を外に
ここはもう危ないです
みなさん逃げて下さい』

と遊女に言うA
着物を脱ぎ吉原に来た時の格好になる
そして夜兎と共に居た子どもとともにこの場を離れる

「なんで助けてくれるんだ?
あんた遊女だろ?」

『違うよ
僕はたまにお酌するだけのポリ公だ』

とカツラをとり銃を持つ

『(刀があれば)
君名前は?僕はA』

「俺は晴太」

『なんで君がここにいるかは知らないけど日輪さんに会いたいんだよね』

と言うと日輪がいる場所までの道を言う
前から百華のものがやってくる

『晴太くん
僕の後ろに隠れて』

といい後ろに行かせる
そして銃を晴太に渡しAは器用に敵の武器を取り倒していく

『こっち!』

と走って進んでいく2人
だが後ろから夜兎が来るのを感じたAは

『晴太くんここから先は振り向かないで進んで
その銃使う時は足狙うんだよ
それか手』

「オイラ使った事ねぇよ!」

『大丈夫、君ならできる
それじゃぁ日輪さんの所で会おう』

と言うAの言葉に走り出す晴太
Aは完全に行ったのを確認してから夜兎との戦いに集中する

『(3人を相手になんて
さっきの鳳仙と神威くんの戦いみたから怖いな
でもやらないとあの子の太陽のためにも)』

と夜兎相手に使い慣れていない武器で戦うA

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2020年6月3日 21時

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