115話 ページ25
『(今度は会議に遅刻
ほんとにどうしたんだ)』
と土方から話はまだ聞いておらず会議の時間になってしまう
まだ来ないことにざわつき始め近藤と伊藤が言い合いのように話す
『カズ、トシについて調べてくれない?』
「確かになんか変ですもんね」
『そうそう
(変なもの食べたで終わればいいのに)』
と話していると土方が焼きそばパン買ってきたっす!と部屋に突進して入ってくる
『(今度は遅刻
しかも大した理由じゃない
ほんとにどうしたんだ)』
とAは近藤と同じように見ている
その後に土方は無期限の謹慎処分を言い渡された
『トシ、話を聞かせてよ』
「………」
『黙ってないで何か言ってよ!
なんでこんなことになったの?
少しくらい頼ってよ』
「俺と関わってたらお前も目つけられるぞ」
『そんなのどうでもいい
謹慎が開けるまでここ使いなよ
空き家だし
それに帰ってきずらいでしょ
家具も全部使っていいから』
と住所が書かれた紙を土方に渡しAは部屋へと戻っていく
『カズ、任せたよ
家には隠しカメラがある
だから家以外の時に見ててくれると嬉しい
あと何かあったらこれを使って』
とトランシーバーを渡し土方に渡した住所の紙と同じものをカズに渡す
「はい、分かりました
それにしてもこの家は」
『……そのうち分かるよ』
「そうですか」
とカズが言うと尾行のため外をでて土方を追いかける
Aはただ心配そうに天井を眺める
『(なんか嫌な予感するんだよな
最近嫌なカンが当たってるからほんとにやだな
そうだ今トシ居ないから観察も僕が動かせるのか
なら山崎さんに伊藤さんの事ってもう調べてるか)』
とAは考えながら立ち上がり部屋をグルグル回っている
「総長!攘夷志士のアジトがまた新しく分かりました!」
『それはどこ?』
とノックをして外から話している声に地図をだして返事をするA
そこは昔Aが夜桜に飲み込まれた時の倉庫だった
『今いる人全員集めてくれる?』
「はい!」
とそのほんとにアジトになってるかどうか分からない倉庫に突撃する作戦をたてる会議が始まった
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2020年6月3日 21時