怪我を負った女子マネージャー【ハイキュー】 (ページ46)

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44話ページ46

｢Aちゃん、今大丈夫？｣

『はい！大丈夫ですよ
どうかしました？』

部活の時間が終わり片付けている時にそう話しかけられるA

｢私、Aちゃん以外にもちゃんとマネを呼びたいなって思ってて｣

『わ、私じゃ頼りないですか？』

涙目になりながらそう言うA
それに違う違うと否定する

｢Aちゃんは技術面で良くしてくれてるから
だからもう1人いたらきっともっと良くなるって思って｣

『なるほどです
なら私も手伝います！』

｢それなら1年生の中で部活してない子を探してて｣

『分かりました
探して声掛けときますね！』

｢うん、ありがとう！｣

そう笑って言う清水にAは美人だなーとじっと見つめる

｢ほら、集合だよ｣

『は、はい！』

走って体育館まで戻り輪に入って話を聞く

｢例の東京遠征ですが今のところ来月の予定です
遠征の場合、親御さんの了承も必要だから
これもあとで書類を配るね
学校からの承諾も基本的には大丈夫｣

『(基本的には？)』

｢ただ、来月になったら期末テストあるの分かるよね？｣

それに一気に顔がしんだバカ4人組
Aはここからの想定を察しため息が出る

｢で、予想はついてるかもしれないけど
赤点の教科があった場合
その補習が週末に行われるので遠征には行けないから｣

『(まぁ、そうだろうな……)』

逃げる2年2人組をぼーっと見てそう思うA
これは相当やばいなと清水の隣で無感情になりながら見る

『(影山くんバレーやる時はお利口さんなのに
勉強できないんだ)』

｢Aちゃんはテスト大丈夫？｣

『赤点は取ったことないので大丈夫ですよ』

｢そっか、Aちゃん5組だったね｣

『一応進学クラスではあるんですけど
そんな得意って訳では無いですよ』

周りが騒いでいるのを見て苦笑いをするAだった