怪我を負った女子マネージャー【ハイキュー】 (ページ43)

今日:28 hit、昨日:20 hit、合計:91,524 hit

41話ページ43

流れがこちらにどんどんと流れてくるのを感じるA
疲れが見えてくる烏野
ブレイクはなかなか出来ない

『ブレイク！！もう一点！！』

と影山のサーブ
両チームの負けてたまるかという気持ちがこちらまで伝わってくる

『マッチポイント…』

影山のワンハンドトスからの日向のアタックが決まり、デュースに持ち込む
日向のブロードは尽くリベロに取られるが日向のジャンプ力が下がりフェイントのような形で点数が決まる
また同点になった時及川のサーブになる

『(ここに来ての及川さん…
頑張って、みんな)』

及川のサーブがミスるが岩泉がアタックを決める
決めて決められの繰り返しをただ見守るA達
点数はお互い30点以上になりまた及川のサーブになる

『(なんだか嫌な予感)』

と思うAの予感は当たり今日1番の威力に見える

『国見くんなんであんなに体力あるんだ？
やっぱり前半サボってたからですかね』

「青城逆転してサーブはまだ及川かよ」

『やっぱり及川さんは怖い人だ』

繋がるラリー、日向と影山の変人速攻が3枚のブロックにドシャッとボールはこちら側に落ちていき青葉城西に点数が入る

『負…けた…』

そう言いながらその場に座り込むA

「Aちゃん、あいつらの所に行ってやってくれ」

『は、はい』

と背中をぽんと押され走って外に出るA

『日向と影山くん大丈夫かな？』

そう合流して2人が居ないことに気づいたAがそう呟く
それに気づいた月島が大丈夫でしょと答える

『…ならいいんだけど』